24日に行われる予定だったCopa del Reyは、バルセロナ側が戦うことを拒否したため試合は行われなかった。
バルセロナは代表に召集された選手や負傷者の不在のためメンバーが揃わず、試合を 5月16日に延期するよう要求していたが、スペインサッカー協会はもう一方の準決勝を戦うレアル・マドリーとエスパニョールに不公平だとして25日に予定されていた試合を1日早めるだけにとどまっていた。
バルサ副会長のニコラウ・カサウス氏はアトレティコの不戦勝が決まる18分前にスタジアムで記者会見を行い、むしろその決定はカンプ・ノウのセンターサークルで示されていた。
アトレティコ側は10分間ピッチで試合開始するのを我慢強く待っていた。
カンプ・ノウのセンターサークルでは予定されていた試合開始時間の3分後にバルセロナが
(9人のフィールド選手と2人のGK)が選手用トンネルから現れたがタッチラインで立ち止まり手を後ろに回わして止まってしまった。
次にバルサキャプテンのグアルディオラがピッチの中央に歩いていき、アトレティコのサンティとレフリーのマヌエル・ディアス・ベガ氏に彼の残りのチームメートはこれ以上来れないと言った。
その後サンティとベガ氏と握手を交わし、ベガ氏の肩に手をかけながらドレッシング・ルームに戻っていた。
グラウンドに現れたバルセロナの11人はGKアルナウ、ヘスプ、DFプジョル、デウ、アベラルド、セルジ、MFシャビ、グァルディオラ、ガブリ、シモン、FWダニで、バルセロナの言い分によると試合に出場できる状況にあるのはこのちょうど11人だけだった。
すでに第1戦に3-0で勝っていたアトレティコだが、これで不戦勝の裁定が下されるのは確実で、さらにバルセロナは来年度のコパ・デル・レイに出場停止となる可能性もある。
Copa del Rey準決勝第2戦
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