名将アリーゴ・サッキ惜しまれながら監督引退

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「辞任についてはあなたがたに調べてもらいたい」
こう何かを悟ったように新聞記者に言って、監督の座を降りたアリーゴ・サッキ。
彼は続けてこうコメントしました。
「私は疲れ果てました。だから監督としてのキャリアをここで終えようと考えたのです。私は多くのことを急ぎすぎたのかもしれません。サッカーから少し離れようと思います。これから先、監督としてピッチに立つことはないでしょう。今は会長を始め多くのスタッフに感謝しています。彼らはいつもプロとして私を支えてくれましたから。」
これがイタリアが生んだ世界の名将サッキの最後のコメントになってしまいました。
第19節ホームでセルタに勝利して以来、2試合勝ち星に見放され、エスパニョール戦でも勝つことができず、その時”引退”を決意したのでしょう。時に大げさすぎるジェスチャーで選手から嫌がられることもったサッキ。彼の監督としての姿がグランドでみることができなくなるのは、ファンにとっても辛いところです。それでもそんなサッキの引退を惜しむ声はやはり多いようです。
現スペイン代表のカマーチョは「とても悲しいことだ。アトレティコは運がなかっただけで、
彼には何の罪もないのに・・・」と早すぎる決断におどろきを表したようです。
しかしサッキ自身が強く限界を感じたのでしょう。
いずれにしてもサッカー界からまたひとり名将がはなれたことだけは確かです。

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