アトレティコ・マドリーはサンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーに敗れましたが、このダービーは論争を呼ぶ展開となり、ホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテーロ主審の判定に対してチームは不満を募らせました。今回は公式声明もなく、ディエゴ・シメオネ監督からの抗議コメントもありませんでしたが、メトロポリターノでは怒りがはっきりと感じられています。
まず、ファウルの判定やカードの基準における“ダブルスタンダード”が理解できないという点です。前半、アルバロ・アルベロア率いるレアル・マドリーには一度もファウルが与えられませんでした。これは現代サッカーではほとんど見られないことです。一方でアトレティコにはカルドーソとルッジェーリにイエローカードが提示されました。これ自体は妥当とされるものの、マドリーにファウルが一つも与えられなかった点と比較すると疑問が残ります。
そして実際にファウルはありました。特に問題となっているのがエリア内のプレーです。マルコス・ジョレンテがペナルティエリア内に侵入してシュートを放った後、カルバハルがアトレティコの選手を倒しました。ジョレンテは倒れた際に頭をピッチに打ちつけて負傷し、こぼれ球に反応することもできませんでしたが、主審はPKを与えませんでした。VARからの介入もなく、この判定は見過ごされました。一方で後半開始直後には、ハンツコがブラヒムに対して犯したプレーでPKが与えられました。接触は軽微ではありましたが、倒れるに足るものだったかは解釈の余地があります。
その後、ジュリアーノがボールに競りに行った際、空中でマドリーのキャプテンに蹴られました。アルゼンチン代表の彼は痛みを訴えましたが、ファウルもカードも提示されませんでした。同様に、ロビン・ル・ノルマンとのプレーでPKを狙って倒れたヴィニシウスのシミュレーションにもカードは出されませんでした。さらに交代時にシメオネへ何かを言った際にも処分はありませんでした。
一方、レアル・マドリー側は、アレックス・バエナへの激しいタックルでバルベルデに提示された一発退場について不満を述べています。ボールとは関係のない場面でウルグアイ人MFが倒したもので、ムヌエラ主審は迷いなく退場を宣告しました。その後、主審がアルベロア監督に対して約2分間説明を行う場面もあり、これは通常あまり見られない光景でした。
そのやり取りで4分以上が費やされ、試合では4ゴールと9回の交代がありましたが、アディショナルタイムはわずか6分でした。しかもそれすら最後まで消化されず、残り10秒を残した時点で主審は試合終了の笛を吹きました。アトレティコがボールを保持していた状況で、同点を狙う最後のチャンスすら与えられませんでした。この点についても、選手たちはピッチ上でスタジアムの時計を指さしながら抗議していました。

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