アトレティコ・マドリーは、決勝トーナメント開始時に掲げていた目標を達成しました。コチョネロスは、トッテナム戦の土壇場で敗れたものの、メトロポリターノでの大勝のおかげもあり、余裕を持って勝ち抜けを決めました。
現在、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督の教え子たちは、シーズンで最も困難な局面に直面しています。アトレティコは、今シーズンの成否が決まる決定的な数週間に突入します。これからアトレティコが迎えるほど過酷なスケジュールを抱えるチームは、ほかにほとんどいないでしょう。
1ヶ月足らずの間に、ロヒブランコのチームは、現在欧州サッカー界で最も好調なチームと言えるFCバルセロナと、最大3回対戦しなければなりません。それに加えてダービーも戦わねばならず、この4週間の締めくくりには、特大の報奨であるコパ・デル・レイ決勝が控えています。
当然ながら、アトレティコは体力を温存し、戦力を優先順位に従ってローテーションさせていかなければなりません。シメオネ監督のチームにとって、目標がラ・カルトゥーハでの決勝(コパ)と、FCバルセロナを相手にするチャンピオンズリーグ準々決勝で全力を尽くすことにあるのは明白です。
アトレティコにとって最も懸念されるのは、対戦相手の格の高さだけでなく、試合間の休息の少なさ、そして蓄積される疲労です。
シメオネ監督は決断を迫られるでしょう。その中には、これまで通りラ・リーガの試合でローテーションを採用し、チャンピオンズリーグのバルセロナ戦やコパ決勝を見据えて主軸選手を休ませるという選択も含まれます。ここで大きな問題となるのは、4月14日(火)に行われるカタラン・チームとのチャンピオンズリーグ準々決勝・第2戦と、ラ・カルトゥーハでの決勝戦との間隔が、わずか4日しかないという点です。
チョロのチームが、チャンピオンズリーグの勝ち抜けの可能性を残した状態で、前述のバルセロナ戦をどのように迎えるかが注目されます。もし全員の願い通りに可能性が残っていれば、その2試合は逃げ場のない極限の戦いとなり、大幅なローテーションは難しくなるからです。
コチョネロスの「カルーセル(連戦)」
この怒涛の連戦は、今週日曜日、3月22日にサンティアゴ・ベルナベウで行われるレアル・マドリーとのダービーから始まります。この一戦で、ロヒブランコのチームはラ・リーガの行方を左右する審判役になるかもしれません。シメオネ監督のチームにとって、この大会での優勝争いがもはや主要な戦場ではないことは明らかです。首位のFCバルセロナとは勝ち点13の開きがあります。
一方で、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得という最低限の目標については、5位のベティスに勝ち点13差をつけており、達成が危ぶまれる状況ではありません。そのため、力を注ぐべきはコパとチャンピオンズリーグになります。
ダービーが終わると、今シーズン最後となる代表ウィークに入ります。リーグ再開後、アトレティコは4月6日(土)にホームのメトロポリターノでFCバルセロナを迎え撃ちます。これもラ・リーガの試合です。再びリーグの行方を左右する立場となりますが、何より重要視されるのは、その3日後にバルセロナで行われるハンジ・フリック率いるチームとのチャンピオンズリーグ準々決勝・第1戦でしょう。
同じ週の4月12日(日)、アトレティコはサンチェス・ピスフアンでセビージャと対戦します。アンダルシアのチームにとっては極めて重要な一戦ですが、ロヒブランコのチームにとっては失うものはほとんどありません。というのも、そのわずか3日後にはメトロポリターノでFCバルセロナとのチャンピオンズリーグ準々決勝・第2戦が控えているからです。そして仕上げの「大トリ」として、その4日後の4月18日(土)、セビージャでのレアル・ソシエダとのコパ・デル・レイ決勝が待っています。凄まじい日程です。

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