ブルッヘ敗退を受け、ベルギーメディアには複雑な心境が混在

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ベルギーの一般紙およびスポーツ紙は、チャンピオンズリーグでのアトレティコ・マドリー対クラブ・ブルッヘ戦(4-1)の結果を受け、誇りと落胆が入り混じった論調で一致しています。各紙は、フランドルのチームが見せた素晴らしい立ち上がりと、敗退を決定づけたミスを指摘しています。また、3ゴールを挙げてホームチームの勝利の鍵となったアレクサンデル・セルロートの素晴らしいパフォーマンスについても大きく報じています。

「複雑な心境と共にチャンピオンズリーグを去る:強豪アトレティコを相手に、個人のミスが失点の原因となった」と、『ヘット・ラートステ・ニウス』紙は試合速報で強調しました。

同紙はまた、アトレティコの先制点に繋がった守護神シモン・ミニョレのミスを例に挙げ、「個人のミスは高くつく。すべてはそうした瞬間にかかっている」と付け加えました。

アナリストのマルク・デグリース氏は、ディエゴ・パブロ・シメオネ率いるレベルのチームを破るためには、すべてが完璧に運ばなければならないと指摘し、次のように述べています。「チャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーを相手に番狂わせを起こすには、すべてが上手くいく必要があります。しかし、今回はそうではありませんでした。3失点を喫したファーストレグも、今回のマドリードでの一戦も同様です」

一方で同氏は、ベルギーのクラブが今大会で見せた戦いぶりを評価し、敗退したとはいえ「顔を高く上げて」去るべきだと述べています。

「昨年は結果がすべてであり、プロセスは二の次でした。運に味方された部分もありました。しかし今はどうでしょう。レンジャーズから6ゴール、モナコから4ゴールを奪い、バルセロナ、マルセイユ、そしてアトレティコからもそれぞれ3ゴールを奪いました」と、ブルッヘが成し遂げた大会での戦績を肯定的に振り返りました。

『DH レ・スポール』紙は、ブルッヘが素晴らしいスタートを切ったものの決定機をものにできなかった点を強調しました。また、ミニョレのミスが勝負の鍵となる時間帯に起きたことや、セルロートの素晴らしい活躍についても言及しています。

『ニウスブラッド』紙は、ノルウェー人FWのハットトリックに対し、ベルギーのチームには「対抗手段が全くなかった」と報じました。一方、『ル・ソワール』紙はポジティブな側面に目を向け、ブルッヘは「後悔は残るものの、賞金で膨らんだスーツケースを手に」欧州の舞台を去ると強調しています。

「クラブ経営陣は、今回の欧州遠征で4,700万ユーロを超える賞金を手にし、金庫を潤せたことに改めて満足していることでしょう。昨シーズンの6,000万ユーロには及びませんが、ベルギーのサッカー界の現状を考えれば依然として巨額であり、クラブ・ブルッヘが国内での支配体制を固める助けとなるはずです」と『ル・ソワール』紙は指摘しています。

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