チャンピオンズリーグ・ベスト16進出を懸けたプレーオフ・セカンドレグが行われた火曜日、ノルウェーのボデ/グリムトが、前回大会ファイナリストであるインテル・ミラノを破って勝ち進むという、記憶に残る歴史が刻まれました。これはチームとしての快挙ですが、個人に目を向ければ、クラブ・ブルッヘ戦でのアトレティコ・マドリーの勝利に不可欠な存在となったアレクサンデル・セルロートの姿が際立ちます。そして、この両者の物語は、遠い過去において不思議な形で交錯していました。
今から10年以上前、まだ遠い2015年のことです。この火曜日にブルッヘを4-1で破った試合で3ゴールを挙げ、アトレティコ・マドリーのヒーローとなったセルロートは、ボデ/グリムトのユニフォームを着て戦っていました。現在のボデ/グリムトは、今大会でマンチェスター・シティやアトレティコ自身を破り、さらにインテルをも退けるという偉業を成し遂げ、否応なしに脚光を浴びているチームです。
具体的には、当時20歳でまだあどけなさの残るセルロートは、保有権を持っていたローゼンボリからの期限付き移籍で、ボデ/グリムトの一員として公式戦計29試合に出場しました。彼は14ゴール(リーグ戦13点、カップ戦1点)を記録。現在のようにタイトルを争うレベルでは到底なかった当時のチームにおいて、ノルウェー1部リーグ残留という目標を危なげなく達成するために多大な貢献をしました。
そのシーズンのパフォーマンスはノルウェー国外の注目を集め、彼はローゼンボリに戻ることなく、50万ユーロでフローニンゲンへと移籍しました。そこからセルロートの旅が始まり、ミッティラン、クリスタル・パレス、ヘント、トラブゾンスポル、ライプツィヒ、レアル・ソシエダ、ビジャレアルといったクラブのユニフォームを渡り歩き、アトレティコ・マドリーへと辿り着きました。そして今週の火曜日、彼は3得点を挙げ、シメオネ率いるチームをチャンピオンズリーグ・ベスト16へと導いたのです。セルロートとボデ/グリムト、両者は今、かつてないほど時代の寵児となっています。

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