アトレティコ・マドリーにとって、移籍市場の最終盤は一筋縄ではいかない状況となっています。コロチョネロスは、マテウ・アレマニーを中心に、この冬のウィンドウで退団した4名の穴を埋めるべく補強に奔走しています。
最も加入に近いと思われていたバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカですが、状況は複雑化しており、ドイツ国内では現時点でのアトレティコからのオファーを拒否することが確実視されています。このミッドフィルダーは、バイエルンに夏まで留まることを望んでいる模様です。夏になれば、手元にある数多くのオファーの中から自身の去就を自由に決めることができるからです。
彼の背後にはトッテナムなどのプレミアリーグ勢や、ACミランといった名門クラブが控えていますが、彼らはゴレツカに夏まで待つよう求めており、それが選手本人の意向とも合致しているようです。スペイン国内においても、FCバルセロナがその動向を注視しています。
『Sky Sport』の報道によると、特別な事態が起きない限り、ゴレツカがアトレティコのオファーを断り、シーズン終了までFCバイエルンに残留することはほぼ確実です。アトレティコの当初の計画は、移籍金を500万ユーロ以下に抑えつつ、850万ユーロの年俸を引き受けるというものでした。しかし、ゴレツカのプランは、ミュンヘンに留まって契約を満了させ、更新はせずに夏に次のステップを決めるという方向に傾いています。
このミッドフィルダーは、2018年夏にシャルケからフリーで加入して以来、バイエルンでこれまで292試合に出場し、95ゴールに直接関与。19/20シーズンの三冠を含む13のタイトル獲得に貢献してきました。
こうした背景を受け、アトレティコは設定していた他のターゲットへと舵を切らざるを得なくなりますが、それらは想定していたよりも遥かに高額な移籍金が必要となります。エデルソン・ドス・サントスが主要なターゲットですが、アタランタ側の要求額は4,000万ユーロ前後と言われています。ベルガモのチームが要求を引き下げる余地があるのか、注目されます。
さもなければ、マテウ・アレマニーは「帽子からウサギを取り出す(あっと驚くような策を講じる)」必要に迫られるでしょう。中盤だけでなく、PSGがイ・ガンインの放出を拒否したことでリストに残っているアデモラ・ルックマンを狙う攻撃陣も同様です。しかしルックマンについても、獲得に迫っているとされるフェネルバフチェの攻勢により、逃してしまう可能性があります。

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