コパ・デル・レイはベスト16(ラウンド16)へと進みますが、今回は前例のない抽選方式で行われます。新フォーマットが導入されて以降、初めてこのラウンドでもスーペルコパ出場チームのみが入るポット(組分け)が維持されます。つまり、抽選は引き続き完全なフリー抽選ではなく、バルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ、アスレティックは必ず下位カテゴリーの相手と対戦することになります。今回は、16強ラウンドまで残っていたプリメーラRFEFおよびセグンダRFEFのチームがすべて敗退したため、相手はラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)のチームとなります。
スペインサッカー連盟は、2026年1月7日(水)にラス・ロサスのフットボールシティで抽選会を行い、このラウンドではプリメーラ・ディビシオン同士の対戦も組まれる可能性があります。ただし、新たな条件により、クラシコやダービーが実現する可能性は排除されています。
抽選日が遅れた理由は、グラナダ対ラージョ・バジェカーノの16強ラウンド最後の試合が、マドリードのクラブであるラージョが木曜日にカンファレンスリーグのリーグフェーズ最終戦を戦ったため、2026年1月6日まで行われないためです。
1月13日、14日、15日に行われるコパ・デル・レイのベスト16には、スーペルコパ出場の4チーム(バルセロナ、アトレティコ、レアル・マドリー、アスレティック)に加え、プリメーラ・ディビシオンの6チーム(エルチェ、レアル・ソシエダ、バレンシア、オサスナ、アラベス、ベティス)、さらにセグンダ・ディビシオンの5チーム(デポルティーボ、クルトゥラル・レオネサ、ラシン、アルバセテ、ブルゴス)が出場します。なお、グラナダ対ラージョの結果次第で変動する可能性があります。
また、ベスト16は、前週にサウジアラビアで開催され、1月11日(日)に決勝が行われるスペイン・スーペルコパ直後に実施されることになります。
このラウンドでは、下位カテゴリーのクラブがホームで試合を行い、同じカテゴリー同士の対戦の場合は、先に抽選でボールが引かれたクラブの本拠地で試合が行われます。また、このラウンドからビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入されます。
コパ・デル・レイのポット分け
- ポットA(スーペルコパ):バルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ、アスレティック
- ポットB(プリメーラ・ディビシオン):エルチェ、レアル・ソシエダ、バレンシア、ベティス、オサスナ、アラベス
- ポットC(セグンダ・ディビシオン):デポルティボ、クルトゥラル・レオネサ、ラシン、ブルゴス、アルバセテ

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