ムッソ、決定的な3つのセーブとPKストップで惨事を回避

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フアン・ムッソは、数週間前にヤン・オブラクが直近の代表戦期間中に負った不運な負傷の影響で、アトレティコ・マドリーの正守護神としてゴールに立たざるを得なかった状況以来、再び同クラブのゴールマウスに戻ってきました。

アルゼンチン人GKは非常に良いパフォーマンスを見せ、ヘタフェ戦、そしてチャンピオンズリーグのインテル・ミラノ戦での活躍は高く評価されるものでした。その際、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、彼について「一人の男だ」と警鐘を鳴らしており、それは経験豊富で、どの立場を任されてもチームに貢献できる、高いレベルの選手であるという意味でした。

そして、昨シーズンも彼が活躍の舞台としたコパ・デル・レイにおいて、アルゼンチン人は再び“チョロ”の言葉が正しかったことを証明しました。元アタランタの守護神は素晴らしい試合を演じ、自身のミスで一時的に状況を複雑にしてしまったものの、それを自ら修正してみせました。数々の重要なセーブ、1対1の場面での対応により、アトレティコ・マドリーが大きな問題に陥るのを防いだのです。

試合開始直後、ドゥランがムッソの前に抜け出しましたが、アルゼンチン人はまるでハンドボールのゴールキーパーのように足を伸ばしてシュートを防ぎ、アトレティコ・バレアレスに先制を許しませんでした。後半にも、トバルとの再びの1対1の場面がありましたが、このときもコルチョネロの守護神は、すでに2-2となるかに見えたシュートを防ぎました。

この夜はアトレティコ・マドリーにとって厳しいものとなりました。というのも、ムッソ自身がコーナーキックの対応でミスを犯し、拳でカステルの頭部を打ってしまったからです。PKを蹴ったのはトバルでしたが、コルチョネロのGKはその意図を読み切りました。スコアが1-3となった場面では、この日のハイライトの一つとなるセーブも披露しました。ゴールを確信していたボネのヘディングに対し、飛びついて防いだ圧巻のセーブでした。

その後、89分にアトレティコは再びPKを与えてしまいます。この場面では、ニコ・ゴンサレスの明らかなファウルを受けたモハ・ケイタのゴールを、ムッソも防ぐことはできませんでした。それでもなお、ムッソはこの試合における主役の一人であったと言えるでしょう。

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