アトレティコ・マドリーは、すでに次シーズンに向けた準備に取り組んでいます。少なくとも、26/27シーズンにチームが着用するウェアに関するいくつかの側面については、数か月前から作業が進められています。
そのような中、ロヒブランコのチームを手がけるナイキは、来季に向けてアトレティコ・マドリー用の「レトロスタイル」のユニフォームを発売する予定です。このユニフォームは、黒と鮮やかなピンクを組み合わせた印象的なチェック柄に、さりげないグラデーション効果を施したデザインが特徴とされています。これが試合用かどうかは明記されていませんが、これまでに見られなかった大胆なデザインであることから、実際の試合用ではなく、商品ラインナップを拡充するための補完的なコレクションの一部になると見られています。
実際、今回の流出情報には現行のものではなく、以前使用されていたエンブレムが含まれており、その点もやや整合性に欠けます。エンブレムが変更される可能性もありますが、あるいはレトロな美学に基づいたモデルであることから、過去のエンブレムを採用する可能性も考えられます。
通常、サッカー界で発表前のユニフォーム情報をいち早く伝えることで知られるウェブサイト「Footyheadlines」によりますと、ナイキのスウッシュロゴとアトレティコ・マドリーのエンブレムには、見る角度によって輝きが変化するイリデッセント仕上げが施され、控えめなダークカラーの縁取りによって、その効果が一層引き立てられるとのことです。
このレトロラインは、実在した過去のモデルをそのまま再現するものではなく、過去のトレンドを基に「存在し得たかもしれない」デザインを再構築したものであり、大胆なグラフィックと実験的な仕上げを採用しています。これは、近年ナイキがトップクラブ向けに展開しているデザインの潮流に沿ったものです。
ナイキのアトレティコ・マドリー 26-27 レトロユニフォームは、2026-27シーズン中の発売が予定されており、純粋に試合での使用を目的としたデザインではなく、モダンな外観を打ち出すことを狙っています。FCバルセロナやインテル・ミラノといった他クラブも、同様の路線のユニフォームを展開する予定です。


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