アトレティコ・マドリー対アトレティコ・バレアレスのコパ・デル・レイの試合時間に関する混乱が続いています。すでにお伝えしたように、両クラブによるベスト32の対戦は、12月17日(水)現地時間19時に試合時間が変更されました。
もともとの日程である12月18日(木)21時のキックオフでは、公式戦の間に72時間の休息期間を設けるという規定が守られておらず、アトレティコ・マドリーは次のラ・リーガの試合(12月21日(日)14時、対ジローナ)が控えていました。
その結果、アトレティコ・マドリーは自らの権利として規定を根拠に試合時間の変更を求め、スペインサッカー連盟(RFEF)はこれを受け入れました。しかし、今度は対戦相手のアトレティコ・バレアレスが、この変更に不満を示しています。
Cope Baleares の報道によると、マジョルカのクラブであるアトレティコ・バレアレスは、今回の前倒し決定に強い不満を抱いているとのことです。今回の変更は、アトレティコ・マドリー側が規定の休息時間を満たすために要求したものですが、バレアレス側にとっては大きな問題を引き起こしています。
同クラブの役員会は、この突然の変更に困惑しているとされます。今回の決定は、クラブの物流・運営面に影響し、すでに販売が始まっていたチケットや、初期の日程で計画していたファンや関係者の旅行・予定に支障をきたしています。また、初期日程に合わせて製作していたグッズ類(マーチャンダイジング商品)が無駄になってしまったとも訴えています。
さらに、アトレティコ・バレアレスは、コパの試合後に予定されていたバルサ・アトレティック戦(当初は12月20日(土)18時)が、今回の影響で翌21日(日)12時へ変更せざるを得なくなりました。

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