サウール、リーノ、フィリペ・ルイス、コパ・リベルタドーレス決勝に出場する「アトレティコ組」

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今週土曜日、リマで行われるパルメイラス対フラメンゴのコパ・リベルタドーレス決勝には、ラ・リーガでおなじみの顔ぶれが多数登場します。パルメイラス側にはビトール・ロケとアンドレアス・ペレイラ、そしてフラメンゴ側にはフィリペ・ルイス監督のほか、サウール・ニゲスとサムエウ・リーノといったアトレティコ出身の選手、さらには元レアル・マドリーのダニーロも名を連ねます。

2023-2024シーズンのバルセロナでは出場機会や継続性を得られず、2024-2025シーズンのベティスへのレンタルを経て、ビトール・ロケは2025年初頭にブラジルへ復帰。パルメイラスに2,550万ユーロで加入し、攻撃の主軸として期待されましたが、そのプレッシャーをものともせず、ポルトガル人監督アベル・フェレイラの信頼にゴールで応えながら、最高の状態を取り戻しています。

同じくパルメイラスで地位を確立したのがアンドレアス・ペレイラです。彼はマンチェスター・ユナイテッドから数々のレンタル移籍を経験し、スペインでもグラナダ(2016-2017)とバレンシア(2017-2018)でプレーしましたが、レッドデビルズでは定着できませんでした。しかし、フラム、そして現在のヴェルダォンでの活躍が評価され、ついにはブラジル代表にも招集されています。

2024年にフィリペ・ルイスがフラメンゴの指揮官に就任して以来、彼がアトレティコ時代によく知る選手たちがチームに加わりました。中でもサウール・ニゲスとは現役時代に同僚であり、ディエゴ・シメオネの下で出場機会が限られたサウールを説得し、フラメンゴへの加入に導いたのもフィリペ・ルイスでした。

フィリペ・ルイス本人は、選手としてはまずデポルティーボ・ラ・コルーニャ(2006-2010)でプレーし、その後はほぼすべてのキャリアをアトレティコ・マドリー(2010-2014および2015-2019)で過ごしました。監督業へ転身してからも、フラメンゴの指揮を執るという高い要求を受け止め、チームをエリートの座にとどめています。

サウールは、パブロ・マリに続く2人目の「コパ・リベルタドーレス優勝を果たすスペイン人」になる可能性があり、そのパブロ・マリも2019年にペルーの首都でフラメンゴとともにタイトルを獲得していました。サウールは今季フラメンゴでレギュラーとして出場し続けており、メトロポリターノ(2010-2013、2014-2022、2023-2024)でも、セビージャ(2024-2025)でも得られなかった出場時間を取り戻しています。

また、フラメンゴには他にも元アトレティコのサムエウ・リーノが所属しています。彼はアトレティコの将来の投資として加入しましたが、最初はバレンシア(2022-2023)にレンタルされ、その後マドリードのクラブ(2023-2025)でもプレーしました。しかしチョロ・シメオネの下でレギュラーの座を確保することはできず、今回ブラジルへの帰還を選択し、フラメンゴが彼を獲得しました。

さらに、右サイドバックのダニーロもロヒネグロのロッカールームにいます。2015年から2017年の2年間、レアル・マドリーでプレーした選手で、ポルトから3,150万ユーロで加入。スペインリーグ1回、チャンピオンズリーグ2回などのタイトルを獲得した後、マンチェスター・シティへと移籍しました。

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