コケがSNSで明かした「懐かしさ」

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「赤白のゴールネットを恋しく思っているのは僕だけですか?」――アトレティコ・マドリーのキャプテン、コケがInstagramのストーリーズでこう問いかけ、ファンの間でちょっとした議論が巻き起こりました。

現在、メトロポリターノのゴールネットは白一色です。これはラ・リーガの他のスタジアムと同じで、2016-17シーズンに導入された映像関連の規定によるものです。この規定によって、アトレティコ・マドリーはそれまで使用していた赤白のネットを変更せざるを得なくなりました。

しかし、この赤白のネットは、かつてアトレティコに幸運をもたらした象徴でもあります。実際、ラドミル・アンティッチ監督のもとで「ドブレーテ(リーグとコパ・デル・レイ)」を達成した1995-96シーズンも、そのネットは赤白でした。その後、ネットは白一色、黒一色へと変わっていきました。

ところが2010年、キケ・サンチェス・フローレス監督が「幸運の色」を取り戻すようクラブに要請し、ビセンテ・カルデロンのゴール裏に再び赤白のネットが戻ってきました。そして偶然かどうか、その直後にヨーロッパリーグとUEFAスーパーカップのタイトルを手にしました。

以降、2016年夏までアトレティコのゴールネットは赤白のままでした。その間にクラブは、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、リーガ、コパ・デル・レイ、スペインスーパーカップのタイトルを獲得し、さらに2度もチャンピオンズリーグ優勝の目前まで迫りました。

そして今、アトレティコのキャプテンであるコケは、かつてのホーム「ビセンテ・カルデロン」で何年も見られたあの赤白のネットに向かってゴールを祝った日々を「懐かしく思う」と語っています。

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