アントワーヌ・グリーズマンは、メトロポリターノで行われたアトレティコ・マドリー対レバンテ戦の勝利において、鍵となる存在でした。フランス人FWは試合の61分に途中出場すると、ピッチに入って間もなくマルコス・ジョレンテの正確なクロスをゴールライン上で押し込み、チームに2-1の勝ち越し点をもたらしました。
80分には、自らが起点となったプレーの流れから、フリアン・アルバレスのシュートをレバンテのDFがゴールライン上で弾いたところに反応し、再び押し込んでこの試合2点目を挙げました。これで試合は決定的となりました。
この活躍によって、“プリンシピート”ことグリーズマンは、アトレティコ・マドリーの歴史に新たな1ページを刻みました。まず特筆すべきは、彼の得点がシメオネ監督率いるアトレティコのラ・リーガ通算900得点目となったことです。アルゼンチン人指揮官の下で、この節目に到達するまでに528試合を要しました。
COPEのペドロ・マルティン氏によると、「チョロ時代(=シメオネ体制)」における得点ランキングは以下の通りです。
1位:アントワーヌ・グリーズマン(138得点)
2位:アンヘル・コレア(67得点)
3位:ジエゴ・コスタ(49得点)
4位:アルバロ・モラタ(46得点)
5位:ラダメル・ファルカオ(43得点)
さらに、グリーズマンは「同一監督のもとで最も多くのゴールを決めた選手」として、スペイン1部リーグの歴史において単独首位となりました(138得点)。レバンテ戦での2得点によって、リオネル・メッシ(グアルディオラ監督のもとで137得点)を上回ったのです。なお、サラはウルキス監督のもとで129得点、クリスティアーノ・ロナウドはモウリーニョ監督のもとで120得点を記録しています。

コメント