アトレティコ、カルロス・ブセロTDの差し迫った退団はないと予想

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アトレティコ・マドリーでは、フロント部門で新たな動きが起こる可能性があります。同クラブのスポーツ部門でこの1年重要な役割を果たしてきたカルロス・ブセロが、クラブを離れる可能性のあるオファーを受けていると、ジャーナリストのマッテオ・モレット氏がラジオ・マルカで伝えました。

このブセロの退団が実現するとすれば、それはアトレティコのフロント再編の流れの中でのことになります。現在、マテウ・アレマニーが「男子プロサッカー部門ディレクター」として中心的な役割を担っており、その結果、ブセロ氏の職務範囲が一部縮小されている状況です。

モレット氏によれば、ブセロの新たな行き先として候補に挙がっているのはエスパニョールです。新たなオーナー体制の下で拡大を続けるカタルーニャのクラブは、スポーツディレクション部門の強化を目指しており、ブセロをその要として見ているとのことです。すでに初期的な会話は行われたと報じられていますが、現時点では最終的な結論には至っていないようです。

一方で、アトレティコ側はこの可能性を強く否定しています。現段階でそのような交渉や接触は一切行われておらず、メトロポリターノでは今後もブセロをスポーツ部門の責任者として引き続き重用していく方針とのことです。

エスパニョールは現在、イングランドサッカーの手法を参考にした“現代的で国際的なクラブ構造”の構築を目指しており、組織体制のさらなるプロフェッショナル化を進めたい考えです。ただし、現時点ではブセロがバルセロナ(=シウダ・コンダル)へ向かう兆しは見られません。

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