アトレティコ・マドリーは、11月8日(土)にメトロポリターノで行われるリーガのレバンテ戦に向けた準備を開始しました。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、この試合で少なくとも1名の欠場が確定しており、さらにもう1名についても出場が微妙な状況です。
チームはチャンピオンズリーグでのユニオン・サン=ジロワーズ戦後に行われた回復セッションを終え、すでにリーガに照準を合わせて練習を再開しました。
ニコ・ゴンサレスは、レバンテ戦に間に合うかどうか非常に不透明な状況です。アルゼンチン人MFは、先週土曜日のセビージャ戦でふくらはぎに強い打撲を負っており、その影響を引きずっています。チャンピオンズリーグの招集リストには入っていたものの、シメオネ監督の判断でベルギー戦は欠場となりました。この2回の練習でも、彼は回復を目指してジムでのリハビリに専念しています。
レバンテ戦まで48時間を切った現時点では、彼の出場はかなり難しいと見られています。先発は不可能とみられ、招集リスト入りするかどうかが注目されます。
また、代表ウィーク中に予定されているアルゼンチン代表からの招集についても、理想的にはマドリードに残って完全な回復に専念するのが妥当と考えられます。
さらに、ヤン・オブラクもこの日の芝上練習には姿を見せず、個別メニューで調整を行いました。一方、咽頭扁桃炎により直近2試合を欠場していたフアン・ムッソはチーム練習に復帰。レバンテ戦には出場可能と見られています。昨季レアル・マドリーから加入したBチームのGKマリオ・デ・ルイスも、GKグループのトレーニングを完遂しました。
グループ分けとシュート練習
そのほかの点では、シメオネ監督がこの日のセッションをグループごとに分けて構成したことが特徴的でした。近週の過密日程による疲労を考慮し、ユニオン・サン=ジロワーズ戦の先発組は軽めの別メニューを実施しました。
一方、それ以外の選手たちは、フィジカルとボールを使った実践的なトレーニングを行いました。特にシメオネ監督は「得点力の精度向上」を目的に、クロスからの攻撃参加とフィニッシュ練習に重点を置いたメニューを設定。サイドからのパスを受けてのシュート、到達と決定力を磨くための実践的な反復練習が行われました。

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