フラメンゴ所属でアトレティコ・マドリーの元選手、サウール・ニゲスが『El Club de Uría』のインタビューに応じ、ブラジルでの新たな挑戦とアトレティコでのキャリアを振り返りました。
リオ・デ・ジャネイロでの生活について
「街を見て回る時間がほとんどありません。リオ・デ・ジャネイロについてはほとんど何も知りません。常にやることがあって、自分の仕事も多いので。ただ、少しずつ順応してきています。最初の数日、ホテルに滞在していた時にはコルコバードのキリスト像を見ることができました。でも、まだ見たい場所がたくさんあります。家を買わなければならなかったり、いくつか問題もあって、今は時間がありません。ただ、もうすぐ解決できると思いますし、順応もうまくいくと確信しています。」
リベルタドーレス決勝進出について
「コパ・リベルタドーレスの決勝に進むということ自体が、とても価値のあることです。すでに特別な経験をしていると思います。アトレティコでも同じようなことがありました。決勝に一度進むと、次も簡単に行けるように思ってしまう。でも現実は違います。そう簡単ではありませんし、毎回そこまで辿り着けるわけではないのです。今この瞬間を楽しむべきです。準決勝の1stレグでは出場しませんでしたが、2ndレグでは20分間プレーして決勝進出を決めました。4か月前までは家にいたのに、今はリベルタドーレスの優勝を狙える立場にいるんです。もし優勝できればクラブワールドカップにも出場できます。信じられないことですよ。」
フィリペ・ルイスについて
「この前フィリペ・ルイスと話をしました。彼に言ったんです。“U-17、U-20で優勝して、タイトルを取り、今はコパ・リベルタドーレスも制覇しようとしている。ここ1年で全部勝って、60試合中ほんのわずかしか負けていない。それって普通じゃないよ”と。彼がこの短期間で成し遂げたことは本当に驚異的です。試合の読み方も、指導の仕方も素晴らしい。自分が一緒にプレーした選手たちを指導するというのは簡単なことではありません。チョロもそうでしたし、ルイス・アラゴネスもそうでした。そして今、それをフィリペがやっている。とても難しいことですが、本当に素晴らしいです。僕自身も、いつか監督になりたいと思っています。トーレスを見てください。彼はライセンスを取り、情熱に火がついて、今のような存在になりました。結局のところ、日々の努力こそが成功につながるんです。」
アトレティコ・マドリーの売却の可能性について
「僕の考えでは、クラブは売却されると思います。ただ、すぐというわけではないでしょう。移行期間があって、数年はかかるかもしれません。もちろん、その前に合意や契約が成立する可能性もありますが。ミゲル・アンヘル・ヒルは常に大きな遺産を残したいと考えてきたと思います。スポーツシティ、新しいスタジアム、そして成長し続けるクラブ。好みは人それぞれですが、彼の経営は良かったと思います。そして忘れてはいけないのは、“帰属意識”です。バリオスやコケのようなカンテラ出身の選手たち、彼らの存在が失われてはいけません。帰属意識を失えば、それはクラブにとって良くないことです。ですが間違いなく、アトレティコは大きく成長しました。」
アトレティコ退団について
「もし監督が僕を構想に入れないなら、それでいいと思っています。話し合って解決策を探せばいい。僕は問題児になりたくないし、必要とされない場所に居座るつもりもありません。僕の退団はアトレティコ・マドリーが望んだ形であって、サウールが望んだ形ではありません。交渉の余地はなく、“これが現実だ”と一方的に言われました。僕には何もできなかった。給与を下げ、手形で受け取り、トラブルを起こしたこともありません。“契約を全て放棄しろ”と言われたら、それは違う。すべての関係者にとって良い出口を見つけるべきです。でも僕は決して問題を起こしたことはありません。そのことははっきりしています。」
アトレティコとの絆について
「現役を終えたら、メトロポリターノに行って、アトレティコのファンが僕という人間を、そして選手としての僕を正しく覚えていてほしいです。監督と意見が食い違うこともありましたが、それは常に正面から、敬意を持って話し合いました。長年一緒に過ごした監督に対しては愛情がありますし、そうあるべきです。アトレティコで長くプレーした選手たちは大切に扱われるべきだと思います。ゴディン、ガビ、フアンフラン——彼らはそれに値します。僕自身も一人のファンとして、そうした選手たちが特別な愛情を受けてほしいと願っています。長年クラブを支えた選手たちには敬意をもって接してほしい、それが僕の願いです。」
SNSで受けた批判について
「選手は自分だけでなく、家族のことも考えます。僕の父も以前はネットを見ていて、ネガティブな意見を読むたびに傷ついていました。僕自身は“アカウントを消せばいい”と思っていましたが、家族がつらそうで……。妻はよく“返信したい、反論したい”と言っていましたが、僕は“気にしなくていい、入らないで”と止めていました。それが一番つらいことです。ただ、面と向かって話すと、アトレティコのファンはみんな優しく、感謝の気持ちを持って接してくれます。問題なのはSNSです。そこでは根拠もなく、あらゆる“汚い言葉”が飛び交う。でも、日常の中で直接会った人たちは、本当に温かく接してくれます。僕に対して愛情を持ってくれているのを感じます。セロ・デル・エスピノ(練習場)を出るときも、いつもファンの皆さんが声をかけてくれました。アトレティコのサポーターには、心から感謝しています。」
ディエゴ・シメオネとの関係について
「人はいろんなことを言うでしょう。でもチョロと僕の間には悪い関係なんてありません。お互いに深い敬意と愛情を持っています。親友というわけではありませんが、特別な関係です。お互いに率直に接するタイプなので、時には衝突もあります。でも、しっかり話し合えば理解し合える関係です。監督には決断を下す立場があり、僕はそれを理解できなくても受け入れて尊重します。彼には感謝しています。勝つ機会を与えてくれ、プレーさせてくれ、タイトルをともに獲得できたのですから。チョロのもとを通った選手は皆、何かしらの影響を受けます。もし将来僕が監督になったら、間違いなく彼から学んだ部分がそこにあるでしょう。」
アトレティコのファンへのメッセージ
「サウールという一人の選手として、ありがとうと伝えたいです。いつも愛情を持って支えてくれて、本当に感謝しています。アトレティコを応援するということは、チームにとって決定的な力になります。良い時も悪い時も、ファンは僕たちを見捨てませんでした。“12人目の選手”という言葉はよく言われますが、ホームでプレーするときのあの雰囲気は本当に特別です。相手チームは圧倒され、僕たちはものすごいエネルギーをもらいます。先日のリベルタドーレスの試合でも、すごい雰囲気でした。爆竹、花火、盛り上がりも最高でしたが、僕はリーノに言いました。“すごいけど、アトレティコ・マドリーのファンの魔法、それにはかなわない”と。あの雰囲気は特別な力です。アトレティコのファンには、それを忘れないでほしい。良い時も悪い時も、彼らはチームの命です。その魔法を感じ、これからも共に歩んでほしいと思います。」

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