アトレティコ・マドリーは、11月4日(火)に行われるチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節、ユニオン・サン=ジロワーズ戦に向けて最後のトレーニングを実施しました。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるチームは、この日グループごとに分かれてセッションを行いました。過密日程を考慮し、コーチングスタッフはセッションを2部構成に設定。前半はシメオネ監督自身も加わったレクリエーション的なロンド(ボール回し)を行い、後半はやや強度の高いトレーニングを実施しました。
もっとも、土曜日に行われたセビージャ戦の先発組は別メニューで、負荷を抑えた調整にとどまりました。一方、それ以外のメンバーは戦術・技術的な要素を含むやや厳しい内容のメニューをこなしました。
注目すべきは、パブロ・バリオスがチーム全体練習に復帰したことです。筋肉系の負傷で1週間離脱していましたが、ベルギーのユニオンSG戦の招集リストに入るか、それとも無理を避けて次のレバンテ戦での復帰を待つかは未定です。11月3日(月)の様子を見る限りでは、フィジカル的には出場可能な状態に見えましたが、リスクを取る必要はないという判断もあり得ます。
一方、ニコ・ゴンサレスはセビージャ戦での強い打撲の影響で、チャンピオンズリーグのユニオンSG戦出場が不透明です。アルゼンチン出身の彼は2日連続でジムトレーニングのみを行っており、シメオネ監督は休養を与える可能性もあります。試合直後は問題ないと見られていましたが、翌日以降の状態が思わしくなく、調整が遅れているようです。
さらに、ムッソも扁桃炎のためチーム練習に参加できず、セビージャ戦の2日前から離脱しています。そのため、ユニオンSG戦ではサルバドール・エスキベルがヤン・オブラクの控えGKを務める見込みです。

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