バエナが“気の早い人々”の疑念を払拭しました

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以前から「チームが色づき始めている」と申し上げていましたが、その通りになってきました。才能ある選手たちの復調により、“フリアン依存症”(彼がチームで最高の選手であることに変わりはありませんが)は、バエナのような選手の存在によって徐々に和らいでいくでしょう。スペイン代表のバエナは、ラ・カルトゥーハでの素晴らしいゴールによって、フリアンの周囲に、彼を支え、負担を分散できる選手がいることを証明しました。これまでケガの影響で出遅れましたが、コンディションが整うやいなや、シメオネ監督は迷わず彼を先発に起用し、気の早いファンたちの疑念を打ち消しました。そして、彼の持つクオリティを最大限に発揮できるポジションでプレーさせたのです。

実際、シメオネ監督は、コケを中盤の底に置き、バリオスとバエナを両脇に配置することで、チームを一時的に非常に生産的な4-1-4-1の形に変化させました。特筆すべきは、またしても“悪魔のような存在”ジュリアーノで、利き足側のサイドでプレーした彼は、前半45分間で最も影響力のある選手でした。確かに、試合の中では不安定な時間帯もありました。特に、ロ・チェルソが投入され、同時にフリアンとバエナが交代したことで、ベティスが勢いを増し、オブラクのゴール前に不安を生み出す場面がありました。

それでも、アトレティコのこの勝利は価値あるものでした(本当にチームが色づいてきました)。強敵を相手に、5月まで優勝争いに食い込むという夢をつなぎとめました。バエナの登場、ジュリアーノの貪欲さ、そしてヒメネス、ル・ノルマン、ジョレンテ、ハンツコの信頼感――これらがそろって、チームの“フリアン依存”には頼もしい味方が増えつつあることを感じさせます。

どうか、チームで最も特別な存在であるバリオスの負傷が軽いものでありますように。彼は今季、これまでの期待にしっかりと応えるプレーを見せています。

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