アトレティコ・マドリーは、火曜日にロンドンで喫した痛烈な敗戦のあと、木曜日にトレーニングへ復帰しました。チームは前日のオフを終え、再び始動しましたが、最近では恒例となっているように、練習は2グループに分かれて行われました。
一方のグループはアーセナル戦で先発出場した選手たちで、ピッチでリカバリーメニューをこなした後、ジムでの軽いトレーニングを行いました。もう一方のグループは控え選手たちで、ディエゴ・シメオネ監督の指導のもと、強度の高いセッションをこなしました。
アルゼンチン人指揮官のシメオネ監督はこの日も非常に積極的に選手たちへ指示を出していました。練習の前半では、数的不利で守り、数的優位で攻めるというメニューを行い、特に攻撃面での動きを強調しました。
練習終盤の紅白戦では、カンテラ選手たちで構成されたチームを相手に、シメオネ監督は絶えず指示を出し、「スペースを辛抱強く探しながらも、相手ゴールに向けて意図的に攻撃する」よう選手たちに求めていました。
カルドーソ、復帰が近づく
この日のトレーニングで唯一の欠席者はジョニー・カルドーソでした。アメリカ代表MFは、先週のトレーニング中に足首を打撲して以来、チーム練習から離れています。実はその日が、彼が前回の負傷から回復し、チームに合流して最初の練習日でもありました。
数か月前まで所属していたレアル・ベティス戦は欠場が確実ですが、早ければ来週中にはチーム練習に復帰できる見込みです。ただし、クラブとしては無理をさせず、完全な回復を最優先する方針です。

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