セリエAの名門クラブがヒメネスに注目

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アトレティコ・マドリーは今夏の移籍市場で守備陣の再構築に着手しました。マッテオ・ルッジェーリの加入、クレマン・ラングレの完全移籍、さらにダヴィド・ハンツコの獲得によって、その改革が進められています。

昨シーズンにはすでにロビン・ル・ノルマンが加入しており、この守備の再編はすでに進行していました。しかし、改革はまだ完全には終わっておらず、今後の移籍市場でも補強や放出といった動きがある可能性があります。その中で、2028年まで契約を結んでいるホセ・マリア・ヒメネスの名前が検討対象に挙がっているようです。

イタリアのメディアによると、セリエAの名門クラブのひとつがヒメネスをリストに入れているとのことです。ACミランがチーム強化を目指しており、その補強候補としてヒメネスを注目していると報じられています。もっとも、アトレティコ側が1月の移籍市場で放出する可能性は低いと見られますが、ミラン側は冬の移籍での獲得を望んでいるようです。

ロンバルディアのクラブは、センターバックとフォワードの補強を優先しており、守備の要としてヒメネス(現在30歳)をターゲットに定めています。ACミランはアドリアン・ラビオやルカ・モドリッチなど、経験豊富な選手を獲得してきた方針を継続しており、その路線にヒメネスも当てはまるとされています。

一方で、アトレティコ・マドリーがバルセロナ所属のアンドレアス・クリステンセンに関心を示しているという報道もあります。クリステンセンは契約満了を迎える予定で、現アトレティコのフットボールディレクターであるマテウ・アレマニーが、かつてバルセロナで彼を獲得した人物でもあります。

イタリアの報道によれば、これら二つの動きは関連している可能性があるとしています。しかし、アトレティコとしては、シーズン中盤という重要な時期に主力を手放すのは現実的ではありません。特に、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督自身が最近ヒメネスについて語ったコメントを考えれば、その可能性はさらに低いといえます。

「彼がいるとき、彼は私たちにとって最高のセンターバックです。タフで、強く、突破するのが難しい。オサスナ戦では、頭から突っ込むようなプレーでチームを助けてくれました。彼のことを誇りに思いますし、彼がチームを助け続けられるよう、私たちも支えていきます」とシメオネ監督は試合後に語りました。

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