試合復帰を果たしたヒメネスのメッセージ

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アトレティコ・マドリーが10月18日(土)に行ったオサスナ戦は、ホセ・マリア・ヒメネスにとって、長い負傷離脱(約4か月、途中でオフ期間を挟む)から復帰する試合となりました。

守備面で今季やや不安を抱えていたアトレティコにとって、これは大きな朗報でした。実際、この試合でチームは今季2度目の無失点を記録し、現在のシーズンでは珍しい結果となりました。

ヒメネスの最新のケガは筋肉系の問題で、実に115日間も戦列を離れることになりました。これは彼のキャリアの中でも最も長い離脱期間のひとつです。もともとはクラブワールドカップで負ったケガの再発が原因でした。

ディエゴ・パブロ・シメオネ監督をはじめ、チーム全体がヒメネスの復帰を歓迎しました。その存在によって守備の安定感が増し、今後はディフェンスラインの競争が激化することになります。監督が最も信頼を寄せる守備の要が戻ってきた形です。

シメオネ監督は試合後、次のように語っています。「彼がいるとき、我々にとって彼は最高のセンターバックです。タフで、強く、突破するのが難しい。復帰戦でも最後のプレーで頭から突っ込んで守った。彼のためにも本当にうれしい。これからも彼が助けてくれるよう、我々もサポートしていきます」とコメントしました。

彼の前回の公式戦出場はクラブワールドカップで、最後に先発出場したのは6月20日、アメリカで行われたシアトル・サウンダーズ戦でした。その試合で筋肉の違和感を訴え途中交代していました。当初はプレシーズンの2週目に合流予定でしたが、再発により復帰は大幅に遅れることとなりました。

復帰戦では、ヒメネスはメトロポリターノの空中戦を完全に支配し、パス成功率95%という高い精度を記録しました。試みた59本のうちミスはわずか3本のみ。さらに、競り合いの強さでも圧倒し、空中戦では8回中4回に勝利、タックルも2本すべて成功させました。

ヒメネスのメッセージ
ウルグアイ代表DFヒメネスは、この長いトンネルを抜けた喜びをSNSで表現しました。「勝ててうれしい。仲間たち、メトロポリターノと再会できてうれしい。何よりも、自分の大好きなことを再びできることがうれしい。このユニフォームを着られてうれしい……」とコメントし、さらに「これからも一緒に進もう、アトレティ」と締めくくりました。

また、メッセージの最後には、代表戦期間中に重傷を負ったアトレティコ・マドリレーニョ所属のイリアス・コスティスに向けてエールを送りました。「強くあれ、コスティス。俺たちはお前と一緒だ」と励ましの言葉を添えています。

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