アトレティコ・マドリーは、今週土曜日21時からメトロポリターノで行われるオサスナ戦を担当する主審をすでに把握しています。主審はベテランのリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア氏で、VAR担当はホルヘ・フィゲロア・バスケス氏です。
デ・ブルゴス・ベンゴエチェア氏は、アトレティコにとって非常に馴染み深い審判です。なぜなら、彼は自身のキャリアの中で最も多くアトレティコの試合を裁いているからです。今回で通算35試合目となります。これまでの34試合では、アトレティコは23勝7分4敗という成績を残しています。敗れた4試合は、バルセロナに2回、ビジャレアル、そしてセビージャにそれぞれ1回ずつです。
しかし、このバスク出身の審判は、シメオネ監督率いるチームにとって苦い記憶を呼び起こす存在でもあります。なぜなら、彼は前回のリーガで行われたアトレティコ対バルセロナ戦を担当した主審だからです。その試合でアトレティコは70分時点で2-0とリードしていましたが、残り20分でレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ延長戦の疲労が響き、最終的に2-4で逆転負けを喫しました。あの日、アトレティコの優勝の可能性は完全に消えたのです。
とはいえ、同じ審判が今季前半戦でもモンジュイックで行われたバルセロナ戦を担当しており、その試合では1-2でアトレティコが勝利しました。この勝利によって、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は就任以来初めて、アトレティコでバルセロナの地での勝利を手にしたのです。
一方で、オサスナにとってリカルド・デ・ブルゴス主審との相性はあまり良くありません。これまで14試合を裁かれ、結果は4勝4分6敗です。彼がオサスナ戦を最後に担当したのは23-24シーズンのラ・セラミカでの試合で、そのときは2-1で敗れています。
また、デ・ブルゴス主審は2019-20シーズンにレイノ・デ・ナバーラで行われたオサスナ対アトレティコ戦も担当しており、その試合は無観客での開催となり、アトレティコが0-5で圧勝しました。得点者はジョアン・フェリックス(2得点)、モラタ、ジョレンテ、カラスコでした。
コメント