パブロ・バリオス選手は、アトレティコ・マドリードの選手として順調に成長を続けています。最近ではスペイン代表にも招集され、直近の代表ウィークではジョージア戦とブルガリア戦の2試合に出場しました。
スペイン代表の中盤でプレーすることは非常に難易度が高いことです。というのも、現在のスペインは素晴らしいミッドフィールダーが揃った世代だからです。ペドリ、ファビアン、メリーノ、ガビ、アレイクス・ガルシア、ズビメンディ、サンセット、ロドリ・エルナンデス、ハウレギサル、フェルミンといった選手たちがいる中で、モラタラース出身のバリオスが次のワールドカップに出場するのは簡単なことではありません。
それでも、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はどうやらパブロ・バリオスを“ペドリの代役”として位置づけているようです。これまでスペイン代表で3試合に出場していますが、そのすべてがペドリに代わっての出場です。
代表デビューは2024年11月18日のスイス戦でした。ネーションズリーグの試合で、残り11分のところから途中出場。ペドリと交代でピッチに入り、スペイン代表は3-2で勝利しました。
それからおよそ1年、再び代表でプレーする機会を得ました。今回の代表ウィークでは、ジョージア戦で16分間プレーし(2-0で勝利)、ブルガリア戦では22分間プレーしました(4-0で勝利)。どちらの試合でも、交代でピッチを離れたのはバルセロナ所属のペドリでした。
このデータは偶然とは言えないでしょう。いずれにせよ、現在世界最高クラスのミッドフィールダーのひとりであるペドリの代わりにプレーできるという事実は、バリオスの高い実力を物語っています。
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