アトレティコ・マドリーは、ナショナルチームによる中断期間を経て、土曜日21時にメトロポリターノでオサスナを迎え、ラ・リーガへ復帰します。
ホームで安定した強さを見せているアトレティコは、ここ3試合連続でホームでの勝利を収めた後、前節のセルタ戦(バライドス)ではランゲレの前半での退場もあり、引き分けでその勢いが途切れました。フランス人DFはもちろん、次節は出場停止となります。
当然ながら、オサスナ戦でのアトレティコの第一の目標は勝利です。オサスナは今シーズン、ホームのエル・サダール以外ではまだ勝利がありません。そして、そのためには「無失点で終えること」が重要です。実際、アトレティコにとってこれはここしばらく達成できていない課題でもあります。
最後に無失点で試合を終えたのは、9月13日にメトロポリターノでビジャレアルに2-0で勝利した時です。これは今季初勝利でもありました。その試合では序盤にビジャレアルが2度の決定機を作りましたが、オブラクはそれを防ぎ、「ゼロ(無失点)」のまま試合を終えました。なお、これが今季唯一の無失点試合となっています。
その後の6試合ではすべて失点しています。アンフィールドではリバプールに3失点、ソン・モイシュではマジョルカに1失点。その後、ホームに戻ってからの3試合(ラージョ・バジェカーノ、レアル・マドリー、フランクフルト戦)ではいずれも勝利を挙げたものの、毎試合ゴールを許しました。続くセルタ戦でも1失点を喫し、リーグ2度目の中断期間に入りました。
数字以上に問題なのは、アトレティコが今シーズン、守備面で安定感を欠いていることです。失点の数こそ多くはないものの、試合ごとにわずかなチャンスを相手に許し、そのたびにオブラクがゴールを破られています。
センターバック陣も十分な安定感を見せておらず(最近になってル・ノルマンがようやく調子を上げてきた程度)であり、またオブラク自身も、いくつかの失点では「止められたのでは」と思わせる場面がありました。それでも、スロベニア代表として2試合連続無失点を達成したことで、オブラクは再び自信を取り戻しています。
コソボ戦、スイス戦のいずれでも、相手にゴールを許さなかったオブラク。オサスナ戦でもその勢いを維持し、そしてその先に待つ重要な一戦へと備えます。
来週火曜日には、チャンピオンズリーグのリーグステージ第3節、アーセナルとの対戦がエミレーツ・スタジアムで控えており、アトレティコにとって大きな試練の場となります。
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