アトレティコ・マドリーは、リビア・ベンガジで行われたインテル・ミラノとの親善試合後、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督から3日間のオフを与えられたのち、再びトレーニングを再開しました。
チームは、10月18日(土)にメトロポリターノで行われるオサスナ戦に向けて調整を開始しました。この試合は、アトレティコが公式戦に戻る初戦となります。
この日は、ミッドフィールダーのジョニー・カルドーソにとって待ちに待った復帰の日となるはずでした。8月30日に負った足首の負傷で約1か月半離脱しており、その間、ラ・リーガ5試合(ビジャレアル、マジョルカ、ラージョ・バジェカーノ、レアル・マドリー、セルタ)とチャンピオンズリーグ2試合(リバプール、アイントラハト)を欠場していました。
しかし、その復帰初日は少し苦い結果に終わりました。カルドーソはセッションの前半を問題なくこなしましたが、後半になると患部を気にする様子を見せ、違和感を覚えたようで、予定より早く練習を切り上げたとマルカ紙が報じています。
もともと彼は段階的に復帰する予定であり、練習全体ではなく一部だけをチームと同じペースで行う計画でした。しかし、離脱明けの負荷によるものというよりも、患部に再び痛みが出たような印象を与えたため、懸念が残ります。今後数日の経過を見守る必要がありそうです。今週初めの時点では、オサスナ戦での復帰を目指していましたが、現時点ではそれも不透明になってきました。
完全復帰が確認されれば、カルドーソは再びコケ・レスレクシオンとのポジション争いに臨むことになります。シーズン序盤には3試合連続で先発出場し、重要な役割を果たしていましたが、その間コケも素晴らしいパフォーマンスを見せており、復帰後は厳しい競争が待っています。
代表組の状況
一方、アトレティコ所属の12人の代表選手のうち、最初の数名が自国での代表活動を終えましたが、シメオネ監督はまだ全員をチームに戻せていません。
ヤン・オブラクはスロベニア対スイス戦の出場後、休暇が与えられました。ダヴィド・ハンツコはスロバキア代表戦後、治療のため練習場を訪れました。
また、ノルウェー代表のアレクサンデル・セルロートについては、すでに代表メンバーから外れているとみられていましたが、練習には姿を見せませんでした。クラブ側には、ノルウェー代表から彼の“招集解除”に関する正式な通知は届いていないとのことです。報道によると、10月13日(月)にこの情報が判明しており、セルロートは遅くとも水曜か木曜にはチームに合流する見込みです。
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