リビアでの親善試合で恩恵を受ける選手たち

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アトレティコ・マドリーは、今週金曜日にリビアでインテル・ミラノと親善試合を行います。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、この試合で代表チームに招集されている選手たちを起用することができません。バエナ、バリオス、ル・ノルマン、ジョレンテ、フリアン、ジュリアーノ、モリーナ、ニコ・ゴンサレス、セルロート、オブラク、ラスパドーリの各選手が不在です。さらに、父親になるための許可を得てマドリードに残っているハンツコも、この試合には出場しません。

そのため、この一戦は今シーズン出場機会が限られている選手たちにとって、またとないアピールの場となります。今季はプレシーズンもわずか3試合しか行われず、そのうち1試合(ラージョ・バジェカーノ戦)は非公開で行われたため、出場機会はさらに限られていました。

この1週間、シメオネ監督は普段ベンチにいる選手たちと集中的にトレーニングを行っています。これまでのセッションでは、インテル戦で起用が予想される布陣も確認されました。想定されるスタメンは、
ムッソ;プビル、ヒメネス、ラングレ、ルッジェーリ;カルロス・マルティン、コケ、ギャラガー、ガラン;アルマダ、グリーズマン。

この試合はムッソにとって非常に重要なものとなります。アルゼンチン人GKは依然としてオブラクの控えに甘んじており、主にカップ戦要員として起用されています。これまで出場した試合では安定感のあるプレーを見せており、今季初出場となる今回も期待がかかります。

プビルもわずかに出場機会を得ています。テラサ出身の彼は、ビジャレアル戦でル・ノルマンに代わって13分間プレーし、その後リバプール戦でも同様に中央で約10分間出場しました。さらにラージョ・バジェカーノ戦では右サイドバックとして出場し、好印象を残しました。インテル戦でも右サイドでのプレーが見込まれます。

一方、ホセマ・ヒメネスは今季まだ1分もプレーしていません。筋肉系のトラブルで出遅れており、今回の試合で復帰のきっかけをつかむ可能性があります。もっとも、出場の最終判断はメディカルスタッフとフィジカルコーチ陣に委ねられています。

カンテラ出身のカルロス・マルティンは、チャンピオンズリーグのアイントラハト・フランクフルト戦で5-1とリードした終盤に途中出場しデビューを果たしました。その後もトップチームに残っていますが、シメオネ監督の起用機会は限られています。リビアではフル出場のチャンスがあるかもしれません。

もう一人の注目はティアゴ・アルマダです。アルゼンチン人MFはヒラメ筋の負傷で直近7試合を欠場していました。ヒメネスと同様、出場時間はコンディション次第であり、無理はさせない方針です。

さらに、この試合はルッジェーリやギャラガーといった、シメオネ監督の要求するプレースタイルにまだ完全に順応しきれていない選手たちにとっても、実戦感覚を取り戻す絶好の機会となります。

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