アトレティコ・マドリーは、10月5日(日)にバライドスでセルタ・デ・ビーゴと対戦します。ディエゴ・シメオネ監督率いるチームは、ラージョ・バジェカーノ戦、レアル・マドリー戦、アイントラハト・フランクフルト戦で積み重ねた好調の流れを、ホームのメトロポリターノ以外でも維持したい考えです。
対するセルタ・デ・ビーゴは、現在シーズンの中でも最も厳しい時期を迎えているといえます。つまり、アトレティコとはまったく対照的な状況です。
ガリシアのチームは、今季ラ・リーガ2025/26でいまだ未勝利(5引き分け・2敗)です。このような状況は、リーグ史上3度目のことで、すでに7節を終えています。過去には1956/57シーズンと1981/82シーズンに同様のケースがありました。前者では4分3敗、後者では2分5敗でした。
さらに、セルタは現在、アトレティコ・マドリーとの対戦においても、クラブ史上最悪の未勝利記録を更新中です。直近13試合で一度も勝利しておらず、そのうち9試合に敗れ、4試合が引き分けという結果です。
セルタがアトレティコに最後に勝利したのは2018/19シーズン、アントニオ・モハメド監督のもとでの2-0の試合でした。これがトップカテゴリーにおけるアトレティコ戦での最後の勝利であり、最長の未勝利期間となっています。その試合では、マキシ・ゴメスとイアゴ・アスパスがゴールを決め、シメオネ監督のチームを破りました。
また、統計的にもアトレティコが圧倒的な優位に立っていることが分かります。彼らはラ・リーガにおいて、セルタ・デ・ビーゴとの直近5試合すべてでアウェイ勝利を収めており、これはクラブ史上セルタ相手に記録した最多連勝となっています。
この流れはさらに続き、アトレティコの直近6度のセルタ訪問では、ホームチームはわずか1引き分けしか得られていません。しかも、その間の直近3試合ではセルタは無得点に終わっています。クラブ史上、ホームでアトレティコ相手に4試合連続で無得点という事態は一度もありません。
RCセルタ・デ・ビーゴのクラウディオ・ヒラルデス監督も、アトレティコを相手に結果を出せずに苦しんでいます。ヒラルデス監督はラ・リーガでアトレティコと3回対戦していますが、1分2敗と未勝利です。リーグで彼が未勝利試合を多く指揮しているのは、ラージョ・バジェカーノ(4試合:2分2敗)とジローナ(3試合:3分)だけです。
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