9月の代表戦でも大きく見落とされました(6月のネーションズリーグ決勝ラウンドでも同様でしたが、その数週間後のクラブワールドカップでの際立った活躍がそれを証明しています)。しかし、その後の3週間は、今週金曜日にルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表するリストにバリオスの名前が入っていなければ、彼がこれまで積み上げてきた実績と完全に矛盾することを裏付けるに過ぎません。間違いなく、現在のスペインサッカーにおける最も好調なMFの一人であり、ペドリやスビメンディと並ぶ存在だからです。
確かに代表の中盤は常に競争が激しいですが、アトレティコが現在迎えている絶好調の状況において、背番号8番の存在感は疑う余地がありません。実際、昨シーズンもレアル・マドリーやバルセロナとの連戦というシーズンを左右する局面で、フリアンと並びチームを支える大黒柱となっていました。そして今では、さらに突出したレベルで輝きを放っています。
リーダー、才能、そしてボール奪取力
その証拠に、直近のマドリー戦やアイントラハト戦での大量得点劇において、創造性と走力でチームにエネルギーを与えたことが挙げられます。またアンフィールドでは、最多パス数を記録し、走行距離でもチーム内2位を記録するなど、リーダーシップを示しました。さらに忘れてはならないのは、5大リーグにおいて彼の54回のボール奪取を上回るのは、ペドリ(58回)、アンダーソン(フォレスト/56回)、ショボスライ(リヴァプール/55回)だけという事実です。
加えて、中盤の3つのポジションすべてでプレー可能な柔軟性もあり、代表入りを争うライバルはほとんど存在しません。彼はすでにU-19、U-21、さらにパリ五輪では金メダルを獲得した五輪代表で強烈な印象を残し、デ・ラ・フエンテ監督の下でデビューを果たしています。だからこそ、彼の招集は「義務」と言えるのです。
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