グリーズマンの200ゴールとサラーの250ゴール

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リバプールとアトレティコ・マドリーのチャンピオンズリーグの一戦は、歴史的な香りを漂わせる対決となります。実際にはピッチ上でそれほど直接対峙する場面は多くないと予想されますが、両者はそれぞれのチームで新たな歴史の1ページを刻むために戦うことになります。一方はアトレティコのアントワーヌ・グリーズマン、もう一方はリバプールのモハメド・サラーです。

プリンシピート(小さな王子)の愛称で知られるグリーズマンは、アトレティコ史上最多得点者であり、その数は198ゴールです。200ゴールまであとわずか2得点に迫っており、達成すればクラブ史上初の大台到達者となります。しばらく足踏み状態が続いていますが、フロントラインのフリアンやバエナが不在のため、アンフィールドでスタメン出場する可能性が高く、達成のチャンスは十分にあります。

もう一つの歴史的データ
この試合はまた、グリーズマンにとってアトレティコでの公式戦450試合目となります。現時点で彼はクラブ歴代出場数で第8位に位置しており、シーズン中には456試合のアギレラに並び、その後は469試合のコレア、470試合のコリャルを追い抜くことを目指します。さらに483試合に到達したトマスを越えることができれば、その先はオブラク(本日で500試合)とコケ(688試合)という二人の現役仲間だけが前に残る形になります。

なお、グリーズマンは2021年10月、メトロポリターノでのリバプール戦ですでに2ゴールを記録しています。当時、イングランドのチームは開始13分で0-2とリードしましたが、フランス人FWはわずか20分間で試合を振り出しに戻しました。しかし、同点の場面で、彼は頭部に蹴りが入ってしまった危険なプレーにより、意図せぬファウルながら退場処分を受けました。結果は2-3で敗戦。それが彼にとって最後の退場であり、リバプールとの唯一の対戦でした。

その試合で対峙したサラーも、同日に2ゴールを決めています。エジプト人FWは開始8分に先制点を挙げ、さらに78分にはPKを成功させて2-3の決勝点を奪いました。

この2得点により、サラーはリバプールの歴代得点ランキング3位に浮上しました。彼の前にいるのは、346得点を記録したイアン・ラッシュと、285得点のロジャー・ハントです。現在サラーは247得点で、次なる目標は250得点の大台突破となります。近々の試合でその数字に到達することを狙っています。

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