アトレティコ・マドリー対ビジャレアル戦の9分、セルジ・カルドナのミスをロヒブランコスが生かし、フリアン・アルバレスの素晴らしい落としからパブロ・バリオスが先制点を決めました。これは中盤の選手である彼にとって、メトロポリターノでの初ゴールとなりました。
アトレティの下部組織時代には得点との相性が良かったバリオスですが、トップチームではこの面を十分に発揮できていませんでした。多くの場合、守備的な役割を担うことが多く、育成年代のように頻繁に相手エリアに入ることができなかったからです。
今回のメトロポリターノでの初得点は、アトレティコでの109試合目で生まれたものでした。通算7ゴール目にして、幼少期を過ごしたモラタラス地区のすぐ近くにあるカニジェハス地区での記念すべき初得点となりました。
ここまでバリオスは、ロヒブランコスで出場したすべての大会でゴールを挙げています。最初の2得点はコパ・デル・レイでのもので、2022-23シーズンにアルエンテイロ戦(自身3試合目)で初得点を記録し、続く5試合目のオビエド戦で2点目を挙げました。
次のゴールは翌シーズンのチャンピオンズリーグで生まれました。デビュー戦となったラツィオ戦で、相手DFに当たってネットを揺らしました。この試合は、GKプロヴェデルの劇的ゴールによりローマ側が土壇場で追いついたことで記憶されています。
昨シーズンにはラ・リーガで初得点を記録しました。サンチェス・ピスファンでのセビージャ戦、アディショナルタイムでの一撃は、アトレティコにとって貴重な勝ち点3をもたらしました。意外にも、それは彼にとってラ・リーガ69試合目での初ゴールでした。
その数か月後、クラブワールドカップでシアトル・サウンダーズ相手に2得点を挙げました。この試合をアトレティコは1-3で制し、バリオスは大会史上アトレティコ最多得点者となりました。この大会では、ヴィツェルやグリーズマンも得点しています。
そしてラ・リーガ80試合目で、ついにメトロポリターノでの初ゴールを記録しました。間違いなく、彼にとって決して忘れることのできない得点となるでしょう。シメオネが彼に課している課題の一つは、より積極的にシュートを打つことです。いずれにしても、ついに自分のホームで初ゴールを決めることができました。
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