11人の代表選手の活動を終え、軽い違和感を抱えるティアゴ・アルマダの状態を気にしながら、アトレティコ・マドリーは代表ウィーク明けに再び公式戦へ臨みます。開幕3試合で勝ち点2しか得られていないという差し迫った状況にありますが、過去のFIFAウィーク後の直近7試合で6勝を挙げているという実績を背景に試合へ挑みます。
直近の前例である2025年3月のエスパニョール戦(1-1)を除けば、代表戦後の直近6試合はすべて勝利を収めています。具体的には、2023年10月のセルタ戦(0-3)、2023年11月のマジョルカ戦(1-0)、2024年3月のビジャレアル戦(1-2)、2024年9月のバレンシア戦(3-0)、2024年10月のレガネス戦(3-1)、そして2024年11月のアラベス戦(2-1/メトロポリターノ開催)です。
代表戦後の黒星は2023年9月にさかのぼります。そのときはバレンシアにメスタージャで0-3と大敗し、当時の流れを断ち切られました。しかしその後は流れを変え、直近12試合の代表戦後のリーガで10勝を挙げています。
2023-24、2024-25シーズンに挙げた6勝に加え、2023年3月のベティス戦(1-0)、2022年9月のセビージャ戦(0-2)、2022年3月のアラベス戦(4-1)、そして2021年11月のオサスナ戦(1-0)と、近年は明らかに好成績です。これは、例えば2017年9月から2019年11月までの間に代表戦明けのリーガ11試合でわずか2勝しかできなかった時期と好対照を成しています。
直近40試合のリーガで見ると、ディエゴ・シメオネ率いるチームは代表戦明けの試合を26勝(勝率65%)、9分、5敗という成績で乗り切っています。
代表戦に参加した10人の選手たち
今回の代表ウィークでは、アトレティコから欧州と南米に10人が招集されました。その中で最も多くの出場時間を記録したのは、スロバキア代表のDFダヴィド・ハンツコとスロベニア代表のGKヤン・オブラクで、それぞれ2試合フル出場でした。次いで、スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンが135分(2試合)を消化しました。
アルゼンチン代表に招集された5人は、木曜午後に最後にチームへ合流します。FWフリアン・アルバレス(101分)、SBナウエル・モリーナ(103分)、WGニコ・ゴンサレス(117分)、FWジュリアーノ・シメオネ(47分)はいずれも2試合に出場しました。一方、筋肉系の違和感を抱えて戻ったティアゴ・アルマダは1試合のみで計81分の出場でした。
ノルウェー代表のアレクサンデル・セルロートは2試合で108分出場しました。また、イタリア代表のジャコモ・ラスパドーリはわずか34分間のプレーで2ゴール2アシストと高い成果を挙げています。
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