悪いスタートにより、ビッグデータはアトレティコをラ・リーガやチャンピオンズ争いから外す

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アトレティコ・マドリーは、今シーズンを懸念の残る形でスタートしました。プレー内容の面では、今後に期待を持たせるものがあったとはいえ、結果の面ではそうではありませんでした。シメオネ政権下で最悪のスタートとなり、9ポイント中わずか2ポイントの獲得にとどまっています。

この結果、アトレティコは順位表で17位、降格圏までわずか1ポイント差という状況に置かれています。もちろん、今後の巻き返しは十分に考えられますが、現時点ではすでに“ビッグデータ”が夏に掲げられた目標の一つ──レアル・マドリーやFCバルセロナに近づき、リーグタイトルを争うこと──から、アトレティコを外してしまいました。

もちろん不可能ではありません。首位に立つレアル・マドリーおよびアスレティック・ビルバオとの勝ち点差は7にすぎません。しかし、ラ・リーガの歴史上、アトレティコが示したようなスタートを切ったチームが優勝した例は一度もありません。

さらに、オプタ社の“スーパーコンピューター”による統計分析とビッグデータを用いたラ・リーガ予測では、アトレティコ・マドリーは優勝候補の第3位にすら入っていません。実際には、第5位とされ、アスレティックやビジャレアルといったクラブが、アトレティコよりも優勝の可能性が高いとされています(もっとも可能性は低いのですが)。

オプタの予測によれば、バルセロナが優勝に最も近いチームで、タイトル防衛の確率は47.90%とされています。これに次ぐのはレアル・マドリーで、優勝確率は39.48%です。

その後に続くのがアスレティック・クラブで5.54%、ビジャレアルが3.49%、そしてアトレティコ・マドリーは第5位で2.61%にとどまっています。

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