アトレティコ、地獄のような日程の中で“必須”となる浮上

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アトレティコ・マドリーは、代表戦による中断期間にわずか3試合で勝ち点2(9のうち)という成績で入り、順位は17位、降格圏まで勝ち点1という状況です。

間違いなく、チーム内外の誰も予想しなかった事態です。というのも、今夏に1億7,900万ユーロを投じて8人の重要な選手を獲得していたからです。しかし現実は厳しく、シメオネ監督の現在の関心事――いや、本人の言葉を借りれば「心配」ではなく「取り組み」――は、とにかくチームが一刻も早く勝ち点を積み上げることです。

ただ問題は、リーグ再開に向けた準備期間が非常に限られていることです。しかも“安全網なし”で。FIFAウィークが終われば、アトレティコを待っているのは、わずか1か月の間に6試合という過密日程。その上、どれも厳しい相手です。

ロヒブランコはまず、最近特に相性が良くないビジャレアルと対戦します。舞台はメトロポリターノ、13日土曜日です。勝ち点3を積み始めるには厳しい相手です。アトレティコはこれまで、全大会を通じてビジャレアルをホームで12回迎え撃ち、7勝・5分・5敗という成績。直近5試合ではわずか1勝(1敗3分)しか挙げられていません。

もし勝利を逃すと、アトレティコは本当に危うい立場に置かれることになります。なぜなら、その直後にはチャンピオンズリーグが始まり、現在考えうる中でも最も厳しい一戦が待っているからです。シメオネのチームは17日水曜日、アンフィールドでリバプールと対戦します。

再び国内戦に戻ると、次は近年苦戦を強いられているソン・モイシュでのレアル・マジョルカ戦です。直近7度の対戦成績は、3勝3敗1分。ただし直近2試合は、いずれも最少得点差で勝利しており、そこに一縷の望みをつなげます。

9月最後のアウェー戦の後は、メトロポリターノで3試合連続のホーム戦が待ちます。そのうち2試合は、ラージョ・バジェカーノとレアル・マドリーというダービーです。そして非常に厳しい月の締めくくりは、アイントラハト・フランクフルト戦。シーズン開幕から絶好調の相手で、ブンデスリーガ開幕2連勝(バイエルン、ケルンと並ぶ3クラブのひとつ)、ホッフェンハイムに1-3、ヴェルダー・ブレーメンに4-1で快勝。さらにDFBポカール初戦でも、下部クラブのFVエンガース07に0-5と圧勝しています。

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