先週金曜日にナポリからアトレティコ・マドリーへの移籍が合意に達し、順調にいけば、ジャコモ・ラスパドーリは近日中、予想では今週月曜日にも、メディカルチェックを経て5年契約に署名し、ロヒブランコの新戦力となります。
- ナポリの直近2回のセリエA優勝で決定的なゴールを記録
ジャコモ・ラスパドーリは、過去3シーズンのうち2回、セリエAで優勝を経験しており、その両方で決定的な活躍をしています。ルチアーノ・スパレッティ監督の下でプレーした2022-23シーズンには、スペツィア戦やユヴェントス戦で試合終盤に決勝ゴールを挙げました。2024-25シーズンにはアントニオ・コンテ監督の下で、終盤4試合すべてに先発し、レッチェ戦(0-1)やジェノア戦(2-2)で重要なゴールを決めています。このシーズンだけで、ゴールやアシストによってチームに14ポイントをもたらしました。 - ナポリでの3年間:109試合出場、先発45回、18ゴール10アシスト
25歳、身長172cmの攻撃的MFであるラスパドーリは、ナポリで過去3シーズンにわたり109試合に出場(先発45回)、18ゴール10アシストを記録しました。2022-23シーズンは35試合で6ゴール、2023-24シーズンも47試合で6ゴール、そして2024-25シーズンは29試合で6ゴールを挙げました。 - サッスオーロからナポリへ、総額3,100万ユーロ
ナポリは2022年夏に5百万ユーロのレンタル料で獲得し、翌年にサッスオーロから2,600万ユーロで完全移籍に切り替えました。合計3,100万ユーロの投資となります。ラスパドーリは2000年2月18日、ベントヴィリオ生まれです。 - サッスオーロ育成出身
ラスパドーリはサッスオーロの下部組織出身で、カテゴリーを順調に昇格し、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下でトップチームデビューを果たしました。初試合は2019年3月16日のサンプドリア戦(敗戦)で、当時19歳でした。その後の3シーズンで82試合に出場(先発52回)、18ゴールを記録しました。 - ユーロ2021優勝メンバー
サッスオーロ所属時の21歳のとき、イタリア代表としてユーロ2021優勝メンバーに名を連ねました。大会ではグループステージ第3戦のウェールズ戦(1-0勝利)に出場。ロベルト・マンチーニ監督の下、代表デビューはその数日前の2021年6月4日、チェコ戦(4-0勝利)でした。 - イタリア代表で40試合9ゴール
ラスパドーリはイタリア代表として通算40試合で9ゴールを記録しており、124分に1ゴールのペースです。直近3試合のうち2試合で得点しています。 - チャンピオンズリーグで15試合5ゴール
ナポリで2シーズンにわたりチャンピオンズリーグに出場し、計15試合で5ゴール3アシストを記録しました。2022-23シーズンには7試合で4ゴール、2023-24シーズンには8試合で1ゴールを挙げています。 - 市場価値は2,500万ユーロ
『Transfermarkt』によると、ラスパドーリの市場価値は現在2,500万ユーロです。アトレティコは固定額2,200万ユーロ+変動額400万ユーロで獲得予定。これまでの最高評価額は3,500万ユーロです。 - 攻撃的MF、左右ウイング、そしてFW
プロキャリアにおいてラスパドーリは、攻撃的MFやセンターフォワードのほか、左右のウイングとしても起用されています。 - 憧れの存在はエトー
10歳のとき、ラスパドーリは2010年にジョゼ・モウリーニョ監督率いるインテル・ミラノがセリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグの三冠を達成したチームのファンでした。当時のアイドルはサミュエル・エトーで、同選手は2009〜2011年にインテルで102試合に出場し53ゴールを挙げています。
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