アントワーヌ・グリーズマンは、3試合で2得点を挙げ、アトレティコ・マドリーのプレシーズンを得点王として締めくくりました。ポルトで無得点に終わった後、フランス人FWは水曜日にマハダオンダで行われたラージョ・バジェカーノ戦で1-1となるゴールを決め、さらにセント・ジェームズ・パークでのニューカッスル戦では0-2とする決定的な得点を挙げて勝利を締めくくりました。
どちらも見事なゴールでした。1つはペナルティエリア手前からの正確かつ力強いシュート、もう1つはセルロートがボールをキープして運んだ後、その到着を待って巧みなタッチでニック・ポープの手の届かない場所へ流し込むという高い技術を見せたものでした。
グリーズマンは昨シーズンの終盤もゴールを決めてシーズンを締めくくっていました。シーズン最後の公式戦であり、クラブワールドカップ・グループステージ第3節のボタフォゴ戦でも得点しました。しかしその勝利では決勝トーナメント進出には届かず、休養に入ることとなりました。
そしてその“7番”は、休養を終えて再び練習に戻り、エネルギーを満タンにして臨んでいます。セント・ジェームズ・パークでの試合終了直後、本人はこう語っています。
「調子はいいです。この休養が必要でしたし、最終的にルイスやロベール…プレシーズンで僕らのケアをしてくれるスタッフと共に、とても大事なトレーニングをできています。今季に必ず役立つはずです」
新たな役割?
今シーズン、グリーズマンには新たな役割が与えられる可能性があります。うまく機能すれば、アトレティコ・マドリーにとって贅沢な武器となるでしょう。34歳となり、昨季後半戦は不振だったことで、先発としての存在感はやや薄れました。しかしポルト戦で見られたように、フレッシュな状態でベンチから投入されれば、チームに大きな貢献ができます。特にアトレティコがハイプレスを継続するなら、相手ゴールに近い位置でボールを奪い、チャンスを倍増させることが可能です。
参考になるのは、彼の無二の親友コケの例です。コケも昨シーズンは出場機会が減りましたが、出るたびにチームへ貢献しました。これはディエゴ・シメオネ監督にとって非常に興味深いオプションです。もちろん、グリーズマンが本来のレベルを取り戻せば、先発からでも多くを語る存在となるでしょう。
コメント