アトレティコ、ジェイドン・サンチョ獲得候補に浮上

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アトレティコ・マドリーは、(さらなる放出がないことを前提に)最終的な補強としてアタッカーの獲得を目指しています。支払い条件を巡りクラブ間で合意に至らず、契約寸前だったエンツォ・ミローとの交渉がシュトゥットガルトとの間で決裂し(さらにアル・アハリが獲得に乗り出したことで、まだ公式ではないものの事実上破談)、クラブは再びジャコモ・ラスパドーリのオプションを再稼働させました。

クラブは25歳のラスパドーリ獲得に向けてナポリと交渉中ですが、これが唯一の選択肢ではありません。ドイツからは、新たな名前としてサポーターをより興奮させるであろうジェイドン・サンチョの可能性が伝えられています。

スポルト1のジャーナリスト、ユリウス・シャムブルク氏によると、アトレティコが25歳のイングランド人ウイングであるサンチョ獲得レースに参戦したとのことです。この選手については、ボルシア・ドルトムントも強い関心を示しています。

サンチョは、マンチェスター・ユナイテッドが今夏どうしても放出したい選手の一人であり、古巣ドルトムントも再獲得を望んでいます。本人もシグナル・イドゥナ・パルクでプレーし成功した経験を持っており、この移籍が最も魅力的だと感じているようです。

マンチェスター・ユナイテッドの放出意向は、サンチョに関心を持つクラブにとって有利に働いています。ドルトムントとアトレティコの双方が、約500万ユーロのレンタル料(昨季チェルシーがレンタルで支払った額と同額)での期限付き移籍を提案している模様です。さらに、本人はオールド・トラッフォードを離れたいとの理由から、移籍先に関係なく給与を最大30%引き下げる用意があると報じられています。

サンチョのマンチェスター・ユナイテッドとの契約は2026年まで残っており、交渉において重要な要素となります。アモリム監督の構想外で、市場価値は2,800万ユーロとされていますが、2020年、20歳当時は1億3,000万ユーロとされていました。

昨季はプレミアリーグとカンファレンスリーグを合わせ、チェルシーで39試合に出場し、5得点10アシストを記録しました。

外国人枠の問題

アトレティコにとっての懸念点は、サンチョが非EU枠(外国人枠)に該当することです。現在、ナウエル・モリーナ、コナー・ギャラガー、ティアゴ・アルマダで枠が埋まっており、サンチョを獲得するには、いずれかが退団する必要があります。この場合、右サイドバックかイギリス人MFの放出が可能性として考えられます。

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