サウール、フィリペ監督のフラメンゴでいまだ先発出場なし

フラメンゴは、コパ・ド・ブラジルのラウンド16でアトレチコ・ミネイロに敗れ、手痛い打撃を受けました。第1戦・第2戦ともに0-1のスコアで終えましたが、最終的にはPK戦で敗退となりました。このPK戦では、元アトレティコ・マドリーの選手2人がキッカーを務め、サウール・ニゲスは成功させたものの、サム・リーノは失敗してしまいました。この敗退は、フィリペ・ルイス監督率いるフラメンゴにとって、タイトル獲得の可能性があった大会を失うという痛手となりました。

アトレチコ・ミネイロとの試合で、サウールは再びベンチスタートでした。エルチェ出身の彼はこれまでにフラメンゴで3試合に出場していますが、いずれも先発出場はしていません。デビューはコパ第1戦で、そのときはわずか11分の出場でした。その後のセアラー戦では後半から出場し、そしてコパ第2戦では25分間プレーしました。どうやらフィリペ監督は、サウールがブラジルサッカーに適応できるよう時間をかけて起用しているようですが、現時点では先発を任せる段階には至っていないようです。

一方で、同じくアトレティコから加入したサム・リーノには異なる起用がなされています。リーノも同じく3試合に出場しており、第1戦では30分間出場し、リーグ戦では90分フル出場、そして第2戦では32分プレーしています。ただし、PK戦での失敗という悔しさを味わう結果となりました。