アトレティコ、欧州五大リーグで最も多くのアルゼンチン人選手を擁するクラブとして再びトップに

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アトレティコ・マドリーは今シーズンも、欧州五大リーグの全クラブの中で最も多くのアルゼンチン人選手(5名)を擁するクラブとなっております。その5名とは、ゴールキーパーのフアン・ムッソ、ディフェンダーのナウエル・モリーナ、ウイングのジュリアーノ・シメオネ、攻撃的ミッドフィールダーのティアゴ・アルマダ、そしてフォワードのフリアン・アルバレスです(『Be Soccer Pro』がEFE通信に提供したデータより)。

これに続くのは、パルマとオリンピック・マルセイユで、それぞれ4名のアルゼンチン人選手が在籍しています。パルマにはクリスティアン・オルドニェス、ラウタロ・バレンティ、ナウエル・エステベス、マッテオ・ペレグリーノが在籍し、マルセイユには今季ランスから加入したファクンド・メディナ、ヘロニモ・ルッリ、レオナルド・バレルディ、ニール・モーペイが名を連ねています。

そのほか、イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスの五大リーグでアルゼンチン人選手が3名在籍しているクラブも3つあります。アラベス、ベティス、フィオレンティーナです。

今夏の移籍市場では、ロドリゴ・デ・パウルが4シーズンを経てインテル・マイアミへ、アンヘル・コレアが10年在籍した後にメキシコのティグレスへと移籍しましたが、ティアゴ・アルマダのボタフォゴからの加入、そしてフリアン・アルバレス、ムッソ、モリーナ、ジュリアーノ・シメオネの残留によって、アトレティコは引き続き最多数を維持しております。

昨季クラブ最多得点を記録したフリアン・アルバレス(29得点)は、マンチェスター・シティから7,500万ユーロで加入して2シーズン目となります。フアン・ムッソもまた、昨季アタランタからのレンタルを経て完全移籍でアトレティコに加入し、今季が2年目となります。

ジュリアーノ・シメオネはカンテラ出身で、昨季アラベス(2023-24)、一昨季サラゴサ(2022-23)へのレンタルを経てトップチームに昇格し、まだ1シーズン目のプレーを終えたばかりです。

ティアゴ・アルマダは今季がアトレティコでの初年度となります。一方で、ナウエル・モリーナにとっては4年目となり、2022年夏にウディネーゼから2,000万ユーロで加入して以来、すでに135試合に出場し、12アシスト・7ゴールを記録しています。今夏には移籍の可能性も報じられましたが、2027年までの契約のもと、今季も残留しております。

ディエゴ・シメオネ監督が初めてアトレティコの指揮を執ったのは2012年1月7日であり、それ以来『Be Soccer Pro』のデータによると、公式戦に出場した148名の選手のうち16名がアルゼンチン人です。これには、エドゥアルド・サルビオ、カタ・ディアス、エミリアーノ・インスーア、ホセ・ソサ、クリスティアン・アンサルディ、ルチアーノ・ビエット、マティアス・クラネビッテル、アンヘル・コレア、ニコ・ガイタン、アウグスト・フェルナンデス、アクセル・ウェルナー、ロドリゴ・デ・パウル、ジュリアーノ・シメオネ、ナウエル・モリーナ、フアン・ムッソ、フリアン・アルバレスが含まれます。今季、新たに公式戦出場が予想されるティアゴ・アルマダが17人目となります(すでに親善試合ではデビュー済みです)。

この期間におけるアトレティコの選手の国籍割合のうち、アルゼンチン人は10.81%を占めており、スペイン(63名、42.57%)に次いで2番目に多く、ブラジル(12名、8.11%)、フランス(7名、4.73%)、ウルグアイ(6名、4.05%)を上回っております。

アトレティコの歴史において、最も多くの試合に出場したアルゼンチン人はアンヘル・コレアで、2015年から2025年の間に469試合に出場しました。次いで、1959年から1971年にかけて288試合に出場したディフェンダーのホルヘ・ベルナルド・グリッファ、1958年から1967年に236試合を戦ったゴールキーパーのエドガルド・マリオ・マディナベイティア、2006年から2011年にかけて234試合に出場したフォワードのセルヒオ “クン” アグエロ、1973年から1979年に214試合に出場したルベン “ラトン” アジャラが続きます。

また、クラブ創設122年の歴史において、アルゼンチン人最多得点者はアグエロで、2006年から2011年にかけて102得点を記録しました。

その後には、アンヘル・コレア(88得点)、1980年から1986年に62得点を記録したルイス・マリオ・カブレラ、アジャラ(59得点)、2005年から2010年に45得点のマキシ・ロドリゲス、そして現監督のディエゴ・シメオネ(1994年~1997年および2003年~2004年の2度の在籍期間で計30得点)などが名を連ねています。

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