レマル:「もう一度サッカーを楽しみたいです」

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トマ・レマルがついにジローナの赤と白のユニフォームに袖を通しました。フランス代表の同選手は、アトレティコ・マドリーからのレンタル移籍により、ジローナの新戦力として正式に発表されました。スポーツディレクターのキケ・カルセル氏とともに登壇したレマルは、クラブの信頼に感謝し、この新たなキャリアの一歩に期待を寄せる様子を見せました。

その笑顔からも意気込みが伝わってきました。「彼を迎え入れられるのは大きな喜びであり、彼が我々のプロジェクトを選んでくれたことにとても満足しています」とカルセル氏は語りました。「ミチェル監督と私は何度も彼の獲得について話してきました。過去2回の移籍市場でも検討しましたが、彼の加入は非常に難しいものでした。チャンスがあれば真っ先に動きたいと考えていた選手であり、その才能を迎え入れられて非常に嬉しく思います」と続けました。

28歳のレマルは、今回の移籍を決めた要因としてジローナのプロジェクトを挙げました。「ミチェル監督と話したことが決断の後押しになりました。もう一度サッカーを楽しみたいと思っていて、それを叶えるにはここが最適な場所だと思います」と語りました。「6番や8番のポジションが好きですが、何よりもチームの役に立つことが大事です。良い選手たちが揃っているし、自分も準備はできています」と付け加えました。

昨シーズンはケガにより継続的な出場が難しかったことを認めたレマルですが、現在のコンディションには自信を見せました。「自信は100%あります。精神的にも肉体的にも万全な準備をしてきました。昨シーズンは長く厳しい1年でしたが、今はプレーして楽しむことにとてもワクワクしています」と強調しました。

加入時にはチームメイトからの“通過儀礼”もあったようで、「お決まりの頭を叩かれる列がありましたが、すべて順調に進んでいます。クラブの信頼にピッチ上で応えたいです」と語りました。背番号については27番を希望したものの、使用中であるため叶わなかったことも明かしました。

アトレティコからの退団について聞かれると、「決断は自分自身で下しました。チョロは、競争力のある良いプロジェクトであり、サッカーを楽しむには良い選択だと言ってくれました。アトレティコの仲間にはとても感謝していますが、一つの章を閉じて、ジローナで新たな歴史を刻む時だと思っています」と締めくくりました。

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