アトレティコ・マドリーの選手プレゼンテーションではおなじみのように、エンリケ・セレソ会長が最初にマルク・プビルに歓迎の言葉を述べました。しかし、今回のプレゼンテーションでは、昨夏パリで獲得した金メダルについて言及する際に、ちょっとした言い間違いがありました。
スピーチは、アトレティコでの新加入選手の発表が続いた一週間を振り返る形で始まりました。「本日、我々は新シーズンに向けての新加入選手たちの発表という、とても濃密で希望に満ちた一週間を締めくくります。この場を借りて、アトレティコの大家族にマルク・プビルを歓迎いたします。彼はテラッサ出身の22歳の若く有望な選手で、スペイン代表の下部カテゴリーで成功を収めてきました。ヒムナスティック・デ・マンサナの育成組織でキャリアをスタートさせ、その後レバンテへ移籍し、2021年にはプリメーラ・ディビシオンでデビューしました。2023年にはアルメリアへ完全移籍し、そこでこの2シーズンにわたり素晴らしいパフォーマンスを披露してきました」
そして、選手の経歴に関する話が続く中で、言い間違いが起こりました。本来は「オリンピック」について話すべきところを「パラリンピック」と言ってしまったのです。パラリンピックは障がいを持つ選手たちが参加する大会であり、この発言は会場の参加者に驚きを与えました。
「マルク・プビルはU-21スペイン代表の右サイドバックのレギュラーであり、直近の欧州選手権にも出場しました。そして2024年のパリ・パラリンピックでは、チームメイトのパブロ・バリオスやアレックス・バエナと共に金メダルを獲得しました。マルクは自身のキャリアの中で非常に重要な一歩を踏み出しています」と、エンリケ・セレソ会長はスピーチの中で述べました。
最後に、彼はこう締めくくりました。「私たちはあなたがたくさんの喜びをもたらしてくれると確信していますし、一緒に成長し、多くの成功を収めていけると信じています。アトレティコ・マドリーへようこそ。ここはあなたの家です。新たなチームでの成功と幸運を心より願っています」
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