アトレティコ・マドリーとジローナFCは、トマ・レマルの今シーズンのレンタル移籍について合意に達したと、アトレティコ側が発表しました。
ジローナ側には、現時点で買い取りオプションは付帯されておらず、アトレティコが選手の年俸の半額を負担する形になります。レマルは、この数年ほとんど出場機会がなかったため、プレー時間を確保する必要がありました。
「ミッドフィルダーは、2018年8月15日にタリンで行われたヨーロッパ・スーパーカップ、レアル・マドリー戦の勝利で公式戦デビューを果たしました。レマルはアトレティコ・マドリーのユニフォームを着て公式戦186試合に出場し、在籍期間中に19本のアシストと10得点を記録しました」とクラブは伝えています。
フランス代表のレマルは、2018年にフランス代表としてワールドカップを制覇したのち、同年夏にアトレティコへ加入しました。その直後にはヨーロッパ・スーパーカップを制し、2020/21シーズンにはリーガ優勝に大きく貢献、チーム内でも最多級となる4アシストを記録するなど、重要な役割を果たしました。
「アトレティコ・マドリーは、トマ・レマルの新たな挑戦において多くの幸運が訪れることを願っています」と、クラブは公式声明を締めくくっています。
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