アルゼンチン代表でワールドカップ王者のティアゴ・アルマダが、7月29日(火)にアトレティコ・マドリーの新加入選手として正式にお披露目されました。その際に、新天地で着用する背番号が明かされました。
空き番号の中から、南米出身のアルマダは、自身にとって特別な意味を持つ「23番」を選ぶこともできました。この番号は、ヘイニウドの退団によって空いたものであり、アルマダが17歳でベレス・サルスフィエルドのトップチームにデビューしたときに使っていた番号でもあります。彼のキャリアにおいて、非常に思い入れのある背番号です。
しかし、彼が選んだのは別の番号、「11番」でした。この番号はこれまで彼のキャリアで使ったことがなかったものですが、親友であり元チームメイトのアンヘル・コレアへの“オマージュ”として選ばれたものでした。コレアは、アルマダにアトレティコへの憧れを抱かせた人物であり、ユニフォームを贈ったり、クラブやサポーターについて語ったりと、アトレティコ愛を伝えてきた存在です。コレアはかつて数シーズンにわたってこの「11番」を着用しており、メキシコ移籍前には象徴的な「10番」を背負っていました。
アルマダにとって「11番」は新たな挑戦となりますが、これまでのキャリアでは以下のような番号も使用してきました:
- 「8番」「10番」:アトランタ・ユナイテッドで着用(23番も併用)
- 「32番」:プロデビュー時に使用
- 「23番」:U-23アルゼンチン代表で使用し、2024年ベネズエラ開催の南米予選プレ大会で銀メダルを獲得
- 「10番」:ベレス在籍時(2020-21シーズンより使用、アトレティコではすでにアレックス・バエナが着用中)
- 「18番」「32番」:ボタフォゴ時代に着用(同クラブではリーグ優勝とリベルタドーレス杯制覇)
- 「23番」「32番」:リヨン時代にも使用
このように、アルマダにとって背番号にはそれぞれ意味がありますが、今回選ばれた「11番」は友情と憧れを象徴する特別な番号となっています。
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