シメオネ監督、新戦力を徹底指導

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シメオネ監督率いる選手たちは、マハダオンダのクラブ練習場で2025-26シーズンのプレシーズン2日目のトレーニングを行いました。午前9時から始まったこのセッションでは、ラングレ、ル・ノルマン、ガラン、セルロート、バリオスの5選手が不在となりました。彼らは昨日別のグループが行ったフィジカルチェックと同様の検査を受けており、その間、他の選手たちは通常のトレーニングを行っています。

また、ヒメネスは負傷の影響で引き続きグループ練習に加わっておらず、個別メニューに取り組んでいます。

さらに、トマ・レマルも姿を見せておらず、ジローナへのレンタル移籍に向けた最終手続き中であることがクラブ公式サイトによって今朝発表されました。フランス人MFは、ここ2年ほとんどプレーできていない状況から脱却し、再びプレーヤーとしての感覚を取り戻すことを目的にカタルーニャのクラブへ向かいます。

トレーニングの第一フェーズでは、コンディションの向上とプレーリズムの強化を目的とした複数のエクササイズが行われました。このメニューの間、スロバキア代表DFハンツコは、数名のカンテラ選手とともに別メニューでトレーニングし、瞬発系の運動に取り組むことで一日も早くフィジカル面で100%の状態を目指しています。

その後はクロスボールへの対応を想定した実戦形式の練習が行われ、最後はミニゲームで締めくくられました。ここでも激しいプレーと高い集中力が求められる内容であり、シメオネ監督は特に守備面と、守備時の5-3-2から攻撃時の4-4-2へのトランジションに重点を置いて指導していました。また、この日のセッションでは数的不利な状況下での守備対応の練習も行われました。

そして、シメオネ監督は新加入選手たち(アルマダ、バエナ、ハンツコ、ルッジェーリ、プビル、カルドーソ)に対して特に熱心に指導していました。たとえばアメリカ人ピボーテには、センターバックと位置が被りすぎないよう何度もポジション修正を指示。また、イタリア人左サイドバックには、積極的に攻撃に参加するよう求めつつも、守備の役割をおろそかにしないよう注意を促していました。

明日、チームは再びトレーニングを行う予定であり、水曜日には二部練習が実施される予定です。これは、8月3日(日)にエスタディオ・ド・ドラゴンで予定されているポルト戦(今季初の親善試合)に向けた準備となります。

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