アトレティコ・マドリーは6名の新加入選手を迎えたあと、今度は放出のオペレーションを加速させる段階に入りました。
まずひとり目はサム・リーノです。同選手はアトレティコを離れ、フラメンゴに加入する見込みとなっており、順調に進めば週末にはブラジル入りすると見られております。
フラメンゴはこのウイング選手に対して約2,500万ユーロのオファーを提示しており、アトレティコはこの移籍金を受け入れる方向です。
現在残されている課題は、サムエウ・リーノの移籍金の支払い方法に関する調整のみとされており、特に問題がなければ、間もなく取引が完了する見込みです。
この移籍により、アトレティコは外国籍選手の枠をひとつ空けることになります。現在は、ティアゴ・アルマダの加入により、外国籍枠が4名で埋まっている状況です。一方、フラメンゴにとっては、フィリペ・ルイスがコパ・リベルタドーレスに向けて強く望んでいたアタッカーの獲得という形になります。
なお、移籍情報サイト「Transfermarkt」によれば、サム・リーノの現在の市場価値は2,200万ユーロとされており、同選手のフラメンゴ移籍は、両クラブにとって有益な解決策として受け止められております。
さらにフラメンゴは、カラスカルおよびエメルソン・ロイヤルの獲得交渉も進めているとのことです。
デ・パウルはマイアミへ
もうひとつの放出案件は、ロドリゴ・デ・パウルの退団です。アルゼンチン代表のデ・パウルは、パートナーで歌手のティニさんとともにマイアミへ渡航し、移籍の正式発表が行われました。
契約内容に変更がなければ、今回の移籍は「買取オプション付きレンタル移籍」となります。買取額は1,500万ユーロとされており、インテル・マイアミ側がMLS(メジャーリーグサッカー)の「指定選手枠(DP枠)」を使用できるようになったタイミングで、完全移籍に切り替える形です。
現在、インテル・マイアミのDP枠3枠は、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケツ、そしてレオ・メッシの3名によって使用されており、これによって通常のサラリーキャップを超えた給与を支払うことが可能となっています。
想定では、12月にブスケツがクラブを離れることにより、その枠が空く見込みであり、そのタイミングでデ・パウルの買い取りオプションが実行される予定です。
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