アトレティコでのハンツコの初日、穏やかなスタートに

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7月25日金曜日、サン・ラファエルで行われているアトレティコ・マドリーの合宿において、今シーズン初の二部練習が行われました。そしてこの日、今夏最後の新加入選手であるダヴィド・ハンツコがついにチームに合流しました。セゴビア山地で行われた午前の練習には、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるチームを一目見ようと大勢のファンが詰めかけ、その中にスロバキア人DFの姿がありました。今シーズンへのサポーターの期待の高さがうかがえ、サン・ラファエルでの過去の合宿と比べても屈指の賑わいとなりました。

ハンツコは、アトレティコが2025-26シーズンに向けて獲得した最新の補強選手です。クラブは彼の獲得に対し、移籍金として固定で2,250万ユーロ、さらに複数の変動条項が設定されており、最終的にはさらに数百万ユーロが上乗せされる可能性があります。ハンツコは先週木曜日、アトレティコと2030年までの契約にサインしました。

これにより、シメオネ監督は守備の中央に新たな“戦士”を得たわけですが、現時点ではチームの他の選手たちと同じペースでの練習参加はまだ難しい状況です。というのも、ハンツコはフェイエノールトを離れる直前だったため練習参加が限られており、さらにアル・ナスルとの交渉が破談となった直後にアトレティコ入りが決まったため、コンディションはこれから整えていく段階だからです。

そうした事情もあり、ハンツコのアトレティコでの初日は穏やかな滑り出しとなりました。7月25日午前の練習では最初の一部に参加したものの、その後は負荷の軽い別メニューへと切り替えました。彼の初日をサポートしたのは、フィジカルコーチのロベルト・アビレスで、ハンツコのそばを離れることなく終始付き添っていました。

アビレスは英語で指導しながら、各トレーニングメニューの説明や正しい実施方法についてアドバイスを行っていました。練習の前半が終わると、アビレスとともにランニングテストのような形でコンディションチェックを実施。その後、芝の上でストレッチを行い、ベンチに座って残りのチーム練習を見学しました。

今後、ハンツコは徐々にチームのトレーニングサイクルに組み込まれていく予定です。必要に応じて個別メニューを併用しながら、チームメートとの合同練習も進めていきます。とはいえ、今後の練習で他選手と同じペースに追いつくためには、それほど多くの猶予がないのも事実です。

ヒメネス、リハビリ継続中
そのほかの話題としては、ロドリゴ・デ・パウルは依然として練習には不在であり、インテル・マイアミへの移籍交渉が進行中で、近く決着する見通しです。

一方、ホセ・マリア・ヒメネスは、クラブ・ワールドカップで負った筋肉の負傷からの回復過程にあります。来週にはチームに合流できる見込みです。

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