フリアンのPKをめぐり、UEFAとチェフェリン会長に対する刑事告発

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アトレティコ・マドリーの国際ペーニャ連合およびファン団体「Señales de Humo」は、欧州サッカー連盟(UEFA)およびその会長アレクサンデル・チェフェリン氏に対し、文書偽造の疑いで刑事告訴を行いました。

この木曜日、クラブの主要なサポーターおよび株主組織は、マドリードのプラサ・デ・カスティージャ裁判所に告訴を提出したことをX(旧Twitter)で公表しました。対象はUEFAおよびチェフェリン会長で、3月12日に行われたチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦でのVARによるPK無効判定の正当性を主張する目的でUEFAが公開した映像に関してです。

当時UEFAは、このPKにおいてアルゼンチン代表のフリアン・アルバレスがシュート直前に足を滑らせたことにより、ボールに二度触れていたと説明し、その映像を証拠として公開していました。

この試合でアトレティコはレアル・マドリーに敗れ、欧州クラブ最高峰の大会であるチャンピオンズリーグの準々決勝進出を逃しました。

この出来事を受けて、アトレティコのペーニャ連合は独自に映像鑑定を専門とする「信頼ある企業」にフォレンジック(法的証拠分析)調査を依頼し、4月4日に「UEFAが公開した映像は編集されていた」と結論付けました。

当時、この団体が公開した文書によると、「評判の高い司法鑑定会社」に依頼した当該報告書は、「当該ビデオが編集されていたことを示す」ものであり、これは「そのような操作の責任者である可能性のある人々の意図について、合理的な疑念を抱かせる」ものだと述べています。

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