サウールが契約解除、アトレティコが15年間の功労に感謝

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アトレティコ・マドリーとサウール・ニゲスは、同選手の契約解除について合意に至りました。31歳のミッドフィルダーは、今後フラメンゴでキャリアを続けることになります。カンテラ出身のサウールには、アトレティコとの契約が1年残っていましたが、クラブの構想には含まれていませんでした。

アトレティコは、まずサウールに感謝の言葉を述べたうえで、同選手が427試合に出場したことに触れ、それがクラブ史上9番目に多い出場数であることを強調しています。

「サウールは2008/09シーズンに14歳でアカデミーに加入し、カデテBからスタートして各カテゴリーで成長を重ね、2012年3月8日にはビセンテ・カルデロンで行われたUEFAヨーロッパリーグのベシクタシュ戦でトップチームデビューを果たしました。ここから記憶に残るキャリアが始まりました。2013/14シーズンにはラージョ・バジェカーノにレンタル移籍し、エリート選手としての地位を確立したうえでクラブに戻ってきました」とアトレティコは説明しています。

サウールは、育成年代からトップチームに至るまで、計15年間にわたりロヒブランコのユニフォームを身にまとい、48ゴールを記録、6つのタイトルを獲得しました。

アトレティコ会長のエンリケ・セレソも、サウールに対して次のようにコメントしています。「アカデミーからトップチームに至るまで、15年以上にわたって私たちのユニフォームを守ってくれたことに感謝します。彼は若き有望株としてカンテラにやって来て、400試合以上に出場し、アシストやゴール、タイトルを積み重ね、今ではクラブの歴史の一部であり、伝説の一人です」

さらにセレソ会長は、サウールに対し「新たなステージでの幸運と、彼自身と家族の今後の個人的・プロフェッショナルなプロジェクトの成功を心より願っています」と述べ、「ここはいつでもあなたの家です」と締めくくりました。

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