シメオネ監督、最初から「新たな左サイド」に重責を課す

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アトレティコ・マドリーは、水曜日の朝にロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエルでプレシーズン合宿3回目のトレーニングを実施しました。午前のセッションはピッチ上で1時間行われ、その後ジムに場所を移し、午後も同様にジムでトレーニングを行った後、セゴビアのレストラン「ホセ・マリア」にて恒例の子豚料理の夕食会に出席する予定です。

午前練習の前半はフィジカルコーチのルイス・ピニェドの指導のもとフィジカルトレーニングが行われ、その後ディエゴ・シメオネ監督が主導して戦術練習が行われました。内容は、まずは狭いスペースでのミニゲーム、続いてハーフコートでの実戦形式のトレーニングでした。そこでシメオネ監督は、今夏新加入のマッテオ・ルッジェーリとアレックス・バエナをスタメン組に据えることで、彼らに信頼を寄せている姿勢をはっきりと示しました。今回、ティアゴ・アルマダはスタメン組に入りませんでした。

ヒメネス(身体的な問題)とラングレ(私的な理由)の不在を受け、シメオネ監督は以下の明確な4-4-2の布陣でチームを構成しました。

オブラクがゴールマウスを守り、ディフェンスラインはジョレンテ、ル・ノルマン、コスティス、ルッジェーリの4人。ダブルピボーテにはコケとバリオス、サイドにはバエナとジュリアーノを配置。そして攻撃陣はフリアンとセルロートという構成でした。これは月曜日(合宿初日)にも試した布陣で、アルマダの代わりに今回はノルウェー人FWが起用されました。

その後、別の陣形として5-3-2も試されました。

オブラク;ナウエル・モリーナ、ジョレンテ、ル・ノルマン、コスティス、ルッジェーリ;ギャラガー、バリオス、アルマダ;グリーズマン、フリアン

どちらのミニゲームでも選手たちは非常に高いインテンシティを見せ、競り合いでも激しくプレーしていました。コーチングスタッフがその姿勢を強く求めていたこともありますが、選手たち自身がシーズン序盤から“チョロ”シメオネ監督に自らの準備万端であることを示そうとしている様子が明確にうかがえました。

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