アトレティコ・マドリーは火曜日の午後、マルク・プビルの獲得を正式に発表しました。アルメリアとの合意を経て、22歳のカタルーニャ出身の右サイドバックは、メディカルチェックをパスすれば、今後5シーズンにわたってアトレティコの選手となります。
今夏、クラブが掲げた最優先の目標は「チームの若返り」であり、それは今のところ、加入(バエナ、ルッジェーリ、アルマダ、カルドーソ)と退団(ヴィツェル、アスピリクエタ、ヘイニウド)によって実現されつつあります。
アトレティコは昨シーズン、複数のワールドカップ王者を擁していたことで注目されました。そこに今季からはアルマダも加わります。しかし、それだけではありません。今やオリンピック金メダリストが3人もチームにいることを誇れるようになりました。パブロ・バリオス、アレックス・バエナ、そしてマルク・プビルの3選手は、1年足らず前にパリで金メダルを獲得したスペイン代表の中核メンバーでした。この大会には、フリアン・アルバレス、ティアゴ・アルマダ、ジュリアーノ・シメオネといった選手たちも参加していました。
この3選手はいずれもサンティ・デニア監督のもとで重要な役割を果たしました。中でもプビルは、フランスとの決勝を含む6試合中5試合に出場し、計360分プレーしました。ウズベキスタン戦(2-1の勝利)では1得点を記録しており、唯一出場しなかったのは休養によるものでした。さらに、スペインが決勝まで進出した直近のU-21欧州選手権でも、プビルはレギュラーとして全試合に出場し、スロバキア戦でゴールを挙げました。
プビルより先にアトレティコに加わったマッテオ・ルッジェーリもまた、U-21イタリア代表の左サイドバックとして欧州選手権に出場し、大会のベストイレブンにも選ばれました。スペイン代表の右サイドを任されたプビルとともに、アトレティコは同大会で最も注目された両サイドの選手を揃えることになります。
U-21の翼
もっとも、これからディエゴ・シメオネ監督の下で両選手がどのような役割を果たすかは、まだ明らかではありません。ルッジェーリはハビ・ガランとの競争になりますが、プレシーズンの初日からシメオネ監督はアタランタ出身のルッジェーリを起用しています。一方、プビルはやや厳しい立場にあります。というのも、彼は本職ではないにも関わらず右サイドバックで活躍しているマルコス・ジョレンテとポジションを争わなければならず、世界王者ナウエル・モリーナですら追いやったジョレンテの壁は高いからです。現在、アトレティコはモリーナの放出先を探している最中でもあります。
コメント